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吉田沙保里がレスリングで実践する強さの秘密とは?強く潔くの書評。

吉田沙保里がレスリングで実践する強さの秘密とは?強く潔くの書評。

前回は「吉田沙保里は東京五輪レスリングで金メダルを取れるのか?迷わない力」を書いたが、続編である「強く潔く夢を実現する為に私が続けている事」も発売されてたので、読んで見る事にした。この本は2016年リオデジャネイロ・オリンピック直前までの物語が書かれている。

吉田沙保里は東京五輪レスリングで金メダルを取れるのか?迷わない力。
オリンピックで活躍した選手達の本を読みたいと思ってた。そんな時発見したのが、吉田沙保里の「迷わない力」だ。サブタイトルが霊長類最強女子の考え方と強烈な印象を残す...

本の冒頭に「吉田沙保里は強くて凄い人間とは思っていない」むしろ弱虫・泣き虫・甘ったれのいつも誰かと一緒にいたい寂しがり屋。霊長類最強女子とはかけ離れて、私ほど弱い人間はいないと思いつつ、レスリングで世界チャンピオンになってるのが不思議な気分と語る。

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皆の応援がより勝ちたい気持ちにさせる。

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女子レスリングがオリンピックの正式種目になってから新聞・雑誌・テレビ放送で報道される事が多くなった。レスリングでは報道が大歓迎と言う雰囲気がある。実際に吉田沙保里も練習後の取材に快く応じている。

レスリングはマイナースポーツだから取材を受ける事で、より多くの人にレスリングを知ってほしい。それと取材陣がわざわざ遠方から来て頂いたのだから取材は積極的に受けている。吉田沙保里は取材を受けるのと記者達と話をするのが好きなので、心から喜んでいる。

ライバルは山本聖子

STY3位上宮逸子・TJAR完走男澤 博樹選手と仙台泉ヶ岳を走った。

吉田沙保里の最大のライバルは山本聖子である。2歳上で、レスリングでは同じ階級。初めて戦ったのは吉田沙保里が中学2年生の時。ジュニアオリンピックの決勝戦で、その試合は山本聖子が勝利した。その時の「山本聖子に勝てないと言う思い」と「勝てなくて当前」の2つの心境を語っている。

大学生時代に栄監督から山本聖子に勝たないとオリンピック・レスリング代表になれないと告げられる。それからは勝てないと思っていた気持ちを勝たなければならないと切り替える。2001年の全日本選手権では試合終了15秒前までリードしていながら守りに入った為、山本聖子に敗れてしまう。ようやく山本聖子に勝てたのは2002年のクイーンズカップだった。

2020年の東京オリンピックとパラリンピック。

東京マラソンEXPO2016でイベントとして行進する若い女性達。

吉田沙保里は2012年から東京オリンピックとパラリンピックの招致アンバサダーに就任していた。レスリング選手として現役なうちに東京オリンピックが開催されるなんて驚き!吉田沙保里は東京オリンピックの開催が決まった時、飛び上がって喜んだと言う。

吉田沙保里が海外で試合をして「この国はいいなぁ来てよかった」と思えるように外国の人たちにも「日本はいい国だからまた来たい」と思ってもらえたら嬉しい。人生1度きり、後悔したくない。「もっとやれば良かった」「もっとできたのに」なんて考えたくない。

だから過ぎゆく時間を一瞬でも無駄にしないで行きてゆく。一瞬でも後悔しなければ一生後悔しないと「強く潔く夢を実現する為に私が続けている事」の文末に書かれていた。