「FUJI100miへの道!コース攻略と練習方法、完走に必要な持ち物とは? 」の続き。
2023年のマウントフジ100(FUJI100mi・KAI70K)が開催された。3日間、良好な天気で開催されるのは極めて珍しい。
(2023年1月、FUJI100miはFUJI100miに改名した)
FUJI100miのコースを制限時間内に攻略できるか?第4ウェーブ。
トレイルランニング歴10年目でFUJI100mi(旧UTMF)に参加する。
かつてSTYに4度応募して3回落選してるが、FUJI100miは1回で当選できた。
事前に楽天トラベルで宿を予約し、移動手段も確保した。あとはFUJI100mi(旧UTMF)を完走するだけ。
※FUJI100mi2023の出走結果48Km地点でリタイア。
下の関連記事を読むと理解が深まる。
FUJI100miのコースを制限時間内に攻略できるか?時間がない。
165Kmを3日間で駆け抜ける。45時間あるとは言え、油断できない。
過去、FTR100と広島湾岸トレイルランは30時間以上でゴールしてるからな。
逆に言えば30時間以上、動き続ける体力があると言える。スタミナはあってもスピードがないのだ。
それはさておき、4月21日から23日はFUJI100mi選手を追跡できる。
FUJI100miのコースを制限時間内に攻略!ランネットの応援ナビ。
ランネットの応援ナビで位置情報を得られるからだ。
あなたがスマホやテレビを見てる時も夜寝てる時も俺(FUJI100mi選手)は山を走り続ける。
友達にFUJI100mi選手がいたら追跡(応援)してみよう。名前かゼッケン番号で位置情報を把握できる。
応援ナビからコメントできて、選手もそのコメントを見れる(大会中に応援ナビを見る余裕があるかどうかだが)
FUJI100miのコースを制限時間内に攻略!テールエンダーの作戦。
FUJI100mi(旧UTMF)の前日は富士急ハイランドのコニファーフォレストで装備チェックを済ませる。
大会当日はギリギリの10時にチェックアウトして富士急ハイランドのバス乗り場に向かう。
富士山こどもの国に到着したらドロップバッグを預ける。その後は昼飯を食ったり、散歩したりして時間を過ごす。
FUJI100mi(旧UTMF)ではPANZER VOR!(パンツァーフォー)作戦を実行する。戦車前進を意味し、遅くても前進し続けるのだ。
エイドの滞在時間を最小限にし、歩きながら回復(補給)する。
FUJI100miのコースを制限時間内に攻略!制限時間は44時間15分。
脳内テーマソングはユー・レイズ・ミー・アップ(ケルティックウーマン)だ。
苦難を乗り越えて山頂にたどり着く歌詞と、スローテンポなのが実に良い。
これなら心拍数を抑えながら走れるだろう。
15時15分。第4ウェーブでスタートだ。制限時間44時間15分で完走するぞ!
と、意気込みは良かったが、結果は冒頭に書いた通り。
FUJI100miのコースを制限時間内に攻略!大会前日の装備確認。
新幹線と高速バスを乗り継いで富士急ハイランド・コニファーフォレストに到着。
すでに受付と必携品の確認で長蛇の列。
午後から行くと受付に1時間から2時間かかる。ただ並んでるだけなので辛い。
まるでディズニーランドのアトラクションに並んでるようだ。ファストパスはないのか?
ディズニーランドは楽しいから並ぶが、必携品の確認は楽しくない。
なにか不足してれば大会に出走できないからな。
てか、定価で物品を買うことになる(エキスポ会場内で)
さすがのAmazonも半日では商品が届かない(笑)
FUJI100miのコースを制限時間内に攻略!前日から当日まで。
ここからはマウントフジ100が終わってから書いている(なにせ予定より早く帰ってきたからな)
前日は「ホテル縁の杜河口湖」に宿泊した。
富士急ハイランド(コニファーフォレスト)から最も近くて4Kmのホテル縁の杜河口湖だった。
近くにマックスバリューがあるので、買い物できる。
道路に面してるので、車の音がうるさいが、建物内は静かだ。
いつも大会前日は周囲の部屋がうるさくて眠れないから助かる。
しかも富士山を見ながら入浴できるのだ!銭湯に書いてある富士山の絵じゃない。
実物の富士山を見ながら入浴できるのだ!(露天風呂)
FUJI100miのコースを制限時間内に攻略!前日から当日まで。
しかも部屋が開いてるからとアップグレードしてくれた。単身なのに家族4人部屋が使えて快適だった。
普通なら1泊2万円はしそうだ。楽天トラベルで当たりを引いた印象。
準備運動する広さが充分にある。てか、独身でいてもつまらんな。と言うわけで、花嫁募集中!
条件は日本語が話せること!(じゃあ外国人もあり得るな)
部屋は良かったが、送迎はない。
富士急ハイランド・コニファーフォレストまで荷物とドロップバッグを持って歩くのだった。
FUJI100miのコースを制限時間内に攻略!天子山地の前後が…。
ずばり言ってしまうと第4ウェーブでは完走できない。走力と時間が足りないのだ。
第4ウェーブは関門閉鎖やリタイアになる人の方が圧倒的に多い。
各エイドで10分以上の休憩を取ってたら関門(ゴール)に間に合わない。
だからと言って休憩なしで進むとどこかで不調になりやすい。
実際、私は休憩を5分にし、遅くても進む方を選んだ。
ウサギとカメだな。どちらを選ぶかはあなたしだい。
まぁ俺の場合は休憩動向より、天子山地で消耗したと言えるが。
FUJI100miのコースを制限時間内に攻略!関門時間と完走時間。
第4ウェーブはスタート直後から時間に追われている。遅くても前進し続けるのが大事。
だが、天子山地までに渋滞が何回も発生する。総計30分は立ち止まっただろうか?
しかも並んでる場所がとても臭かったりする。ダブルパンチとはこのことだ。
なので、最初のエイド(富士宮)に18時15分までに着かなきゃならんが、30分遅れた。
マウントフジ100は関門を通れば良いのではなく、完走ペースで進む必要がある。
だから麓エイドなら1時15分だ。
FUJI100miのコースを制限時間内に攻略!超高難度の天子山地。
天子山地までは下りだから多くのランナーが猛烈に走ってく。20Km付近から第3ウェーブの選手が落ちてくる。
そして、天子山地に入ると更に前のランナーが落ちてくる。
天子山地はとてつもなく、きつくて苦しいが、休んでると時間がない。
でも休まないと登れない。そんな苦境に立たされる。
天子山地は晴れの日でも高難度。これが雨なら滑りまくって登れない。てか、危険すぎる。
ずっと体力の50%で走ってたつもりだが、天子山地でかなり消耗してた。
なんたって山中湖きらら125Kmまでが準備運動と心がけてたんだが。
FUJI100miのコースを制限時間内に攻略!膝の激痛と温泉治療。
天子山地が終わると、ロードの下り。ここで走って消費時間を抑えよう。と思ったが、すでに不調が起きていた。
足が地面に着地する振動で腹の調子が悪くなる。物が食べれないし、消化できない。
補給できないから走れない。そもそも天子山地で足へのダメージが大きい。
そんなわけで48Km地点でリタイアした。
時間を遡れば大会の2日前から両膝が激痛で大変だった。これで走れるか微妙だったが、温泉治療によりここまでこれた。
てか、ホテル縁の杜河口湖の温泉に入っただけだが。
マウントフジ100のリタイア後は河口湖駅から富士芝桜まつりを見に行くのであった。
2024年はKAI70Kに出ようかな。
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