「南谷真鈴は自分を超え続ける!探検家グランドスラムを達成できた理由」の続き。幼少期から海外(香港やマレーシア)で生活してきた。陸上・茶道・乗馬・スキー・バレーボールと興味のある事は何でも挑戦する少女。

本来の自分(南谷真鈴)を探し、見つけたのがエベレスト登頂。その過程で冒険家グランドスラム達成。この「冒険の書」同様に「自分を超え続ける・熱意と行動力があれば叶わない夢はない」でも登山中の苦労が描かれている。
各国の登山家達と10代の少女1人がチームになって山に登るのは並大抵の事ではない。女性には生理もあるし、相当なトレーニングが必要なのだ。
エベレスト目指した過酷なトレーニング。
女子高生だった南谷真鈴は19歳までにエベレストを登ると決めていた。その為には「山に登る為のトレーニング」と「実行する為のスポンサー探し」が必要だった。
新聞に掲載してもらったり、企業にスポンサー依頼を出して探した。結果アウトドアメーカーの「ミレー」からザックやシューズの支援を受けれるようになった。
トレーニングは過酷で、毎日スクワット300回に30キロの重量を背負ったランニング。トレッドミルの斜傾を20%にしてのランニングだから常人には耐えられない。心肺機能と持久力向上のトレーニングにより山を登れる体に鍛え上げる。
興味があるなら全てに挑戦。
南谷真鈴は世界7大陸登頂と北極・南極を制覇して「探検家グランドスラム」を達成した。これからは山から海への活動に変更。「セイリングプロジェクト」を掲げ、世界各国を回るのだ。

様々な国で、施設にいる子供達や学生・起業家等の幅広い人達と交流するのだ。「目標や、やりたい事があるなら障害は無い」「障害があってもできないなら自身の情熱が足りない」と考える南谷真鈴。
まさにその通りだ。まずは何をやりたいのかを第1に考える。それから実行に必要な行動を起こす。これに尽きる。
即実行・全てが必要な経験となる。
お金や時間が無いからと言うのは単なるいいわけである。目標を達成する事を最優先に考える。そして資金と時間を作り出すのだ。女子高生の南谷真鈴はそれを実行した。「熱意と行動力があれば叶わない夢はない」その言葉をセイリングをしながら世界各国に伝える。

少しでも興味があれば挑戦する。色々やってみなければ自分自身が求めるのは何かわからない。挑戦し続ける事で「これだ!」と思えるものを見つけられる。同じ行動しかしないのは本来持っている才能を埋もらせてしまう。

「挑戦した結果がどうであれ自身にとって必要な経験」と南谷真鈴が語るように様々な名言が書かれている。南谷真鈴の「冒険の書」と「自分を超え続ける」の2冊は「興味を持ったら即実行」「興味を持ったら挑戦」の重要さが書かれている。
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