前回も19歳でエベレストに登頂した南谷真鈴(冒険の書)について書いたが、今回はより深い内容を書こうと思う。新聞社にエベレストを登るから記事にして欲しいと直談判した南谷真鈴。

登山道具は「ミレー」が供給して、資金は記事を読んだ人が提供してくれる事となった。最初に目指したのは南米大陸最高峰のアコンカグア。
最初に登る山をアコンカグアにしたのは7000mクラスの山を登ってから徐々にエベレストを登頂するからだ。そこには大学の受験勉強をしながら夜は登山のトレーニングに励む南谷真鈴の姿があった。
南谷真鈴が八ヶ岳で滑落・遭難。
アコンカグアを登るクライマー(登山家)達が集結。女性は南谷真鈴ともう1人いたが、体調不良により撤退。結局、女性登山家は南谷真鈴1人となる。
女性特有の毎月のイベントにも重なって精神的負担は大きくなる。それでも登山家の仲間や友達の励ましを受けてアコンカグア登頂を果す。

2015年1月にアコンカグアを登った南谷真鈴や次に登る山をキリマンジャロに決定。長野県の八ヶ岳で滑落・遭難した南谷真鈴のエベレストを目指す意欲は衰えない。
エベレスト前に挑戦したキリマンジャロでは味の薄いスープと硬いバナナが唯一の食事。南谷真鈴はみそ汁とお茶漬けを持って来て良かったと思うのであった。そしてエベレストを目指した南谷真鈴は女子高生から大学生になった。
女子高生、南谷真鈴がエベレスト登頂を目指す。
既にアコンカグア・キリマンジャロ・ビンソンマシフ・カルステンツピラミッド・エルブルースと登った。次はいよいよエベレストに登る。エベレストのベースキャンプに向かう途中、ペリチェと言う場所で食べたチキンで食あたりになる。

その後、数日間は何も食べれなくなるが、チーム内のもう1人の女性登山家に励まされて再びエベレスト山頂を目指す。チームメンバーは元警察官や元軍人だったり女性に厳しかった。南谷真鈴の所属するチームは閉鎖的だったが、知り合いのいる別のチームと交流してモチベーションを保つのであった。
南谷真鈴が男に襲われる。
女性が1人下山した為、残った女性は南谷真鈴だけになった。それを知っていたパーソナルシェルパが南谷真鈴のテントに乱入。シェルパは半裸で夜眠っていた南谷真鈴の寝袋を開けようとしている。

南谷真鈴はリーダーの名前を呼ぶが深夜で寝ている為、助けは来ない。テントから出れば7300mの山から転落してしまう。逃げ場のない状況で頭は真っ白。それでもスポーツジムでのトレーニング成果を活かして相手をテントの外に追い出すのに成功した。
その後は眠らずに警戒し続けた。朝が来ても疲れと信頼していたシェルパに裏切られたショックでテントから出られない。様子を見に来たリーダーと話して南谷真鈴を襲ったシェルパは解雇となった。
エベレスト登山から七大陸最高峰登頂へ。
エベレスト登山中、自力で下山できなくて助け出される登山家や既に力尽きて雪に埋まってる人々を横目にエベレスト山頂を目指す。そして両親や友達・スポンサーであるユニクロの期待を胸に念願のエベレスト山頂にたどり着く。
エベレスト登頂後も「デナリ」を登坂して日本人最年少で七大陸最高峰登頂者となった。日本人最年少でエベレストに登って日本人最年少で七大陸最高峰登頂を果すんだから凄すぎる!しかも19歳の女性だから尚更だ。
南谷真鈴の書いた冒険の書には更に面白い事も書いてある。ぜひ手に取って読んでみよう!「南谷真鈴は自分を超え続ける!探検家グランドスラムを達成できた理由」に続く。
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