前回記事「横山峰弘の武尊山78Kmを走破!山田昇メモリアルカップ143Kmへの道」の続き。会津街道通過後のウォーターエイドでメダリスト補給。ここでも15分ほど休んで出発。心配された台風の影響も全くなく、汗ばむくらいの天候。

難所である武尊山と岩倉・片品スキー場は攻略済み。のんびり歩いても時間内にゴールできる。20時間内ゴールを目指したが、18時間も狙える状況。ストックのお蔭で、元気いっぱい。標高900mから1600mのオグナ武尊までスキー場ゲレンデをひたすら登る。
エイド充実の上州武尊山スカイビュートレイル。
オグナ武尊のゲレンデを登りきったら、急激な下りになる。まだ日没(17時)前なので明るい。下ってくと砂利道になり、オグナ武尊スキー場エイド(3つ目のエイド)に到着。48Kmも走ってきて空腹。カレーライスとカップラーメンを2杯ずつ食べた。
他のエイドは15分休憩で出発したがオグナ武尊スキー場ではじっくり40分休んだ。食べた物をある程度消化しておきたいし、これから夜間走行だからしっかり休んでおく。140の選手達はドロップバッグを受け取れる場所であり、進退を決める場所でもある。
武尊山70夜間走行開始!ヘッドライトが故障?
オグナ武尊スキー場を出発したのは18時前。当然、周囲は真っ暗でヘッドライトが頼り。1Kmほど進むとヘッドライトがおかしい。突然、消灯してしまう。電源を付けてもすぐに消灯を繰り返す。

だいぶ前にライトが点灯した状態でザックに収納されてると教えてもらったのを思い出す。他のランナーに教えてもらってすぐに消灯したが、電池は消耗してたのだろう。

道中、ライトが点灯してたのも原因だが、充電池そのものが古かったのも原因。予備電池に変えたくても真っ暗で手も足も出ない。後ろから来た選手に呼びのハンドライトを取ってもらい、その明かりで電池交換。
ようやくヘッドライトが使えるようになった。後で携帯電話のライト機能を使えば良かったと気が付くも、当時は動揺して気づかなかった。予備電池は新品のエネループなので問題なし(フル充電済み)
オグナ武尊スキー場から赤倉林道分岐に進む。
オグナ武尊スキー場から標高900mまで下る。下り切ると距離52Kmとなる。夜でも暖かく、Tシャツに短パンでちょうど良い。台風で懸念された雨も振らず、いたって順調。むしろ予定より2時間速く進んでる。当日中(18時間内)にゴールしたいものだ。
57Km地点まで進むと4つ目のエイド(赤倉林道分岐)に到着。70の選手達は最後の補給地点となる。おにぎり・コーンスープ・バターロールと食べ物が豊富。飲み物はコーラ・アクエリアス・爽健美茶・コーヒー・お湯がある。
オグナ武尊スキー場でカレーライスとカップラーメンを2杯ずつ食べて満腹。それでもおにぎり等を食べて出発。武尊山を始めとする絶景を見て各エイドで美味しい物を食べる。

上州武尊山スカイビュートレイルは本当に楽しめる大会だ。これだけ飲み食いすればゴールまで無補給で行けそうだ。次回記事「武尊山70レースレポート完結編!川場村から上毛高原行バスに注意」に続く。
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