外秩父トレイルラン前回記事の続き。早朝に寄居に到着し、超寝不足状態である上に30度を超す暑さの為、撤退を開始する。 スタートから舗装路を走り、急な坂を登ると言う事を知っただけでも来たかいがあった。

次は鉢形城だが、特に何もない。城の名残があると思って楽しみにしていたのだが・・。これまで山形城(霞城・霞が城)仙台城・白石城と見てきて、いずれも見どころはあった。
仕方ないので、宿に戻る事にする。途中のコンビニでガリガリ君梨味を食べ、一時の冷たさを満喫する。
いよいよ第1回外秩父トレイルラン44レース当日。
寄居町役場からスタートなので、近くに宿泊していた。おかげで楽にスタート地点に行ける。スタート時は特に音が成るわけでもなく、いつの間にかのスタートとなる。ここから第1エイドステーションまでの舗装路を走るのが1番きつい。
30度を超す灼熱の暑さの中、苦手な舗装路を膝の痛みが出ないよう慎重に走る。5kmほど走ると今度は急な坂道。 これはもはや走る事はできない(^_^;) なので、歩いて上を目指す!その途中で、足を止めて電話してる女性を発見!
初めて40Km以上のトレイルランニング大会に出場。
リタイアだろうか!?でもその気持良くわかる。私が第1エイドに付いた時も既にリタイアを申し出るたランナーがいた。 この第1エイドでは午後の紅茶のストレートとミルクティーがあった。
レース中にこれらの物を飲みたくないが、これしか無いと言う。水が無い為、ハイドレーションへの水分補給も無し。 なんとか前半の難所を超えるとトレイルに入る。
これで足への負担は軽くなり、日差しも避けられる。登りは歩き、平地では疲労を回復させ、下りは走るというスタイルで進む。 やがてハイドレーションの水がなくなってしまった(T_T)
暑い中走って水がなくなったら生命に関わる。
そして第2エイドに到着。ここではなんとビックリ!!水が無い。 水がなければ走れない。 幸いスタッフの持参してた水を少し分けてもらう事ができた。 水が少ないので、心もとないが、時間もないので、先を急ぐ。
水が少ない状態だったが、次の第3エイドステーションを目指してスタートする。 ここまで小林みかん園の第1エイドと釜山神社の第2エイドを通過している。暑さの厳しさは変わらないが、足へのダメージは少ない。
参加前は8割ほどトレイルかと思っていたが、一般の舗装路も結構ある。 時に綺麗な景色が見れる。この時の天気は晴れだったが、夕方にとんでもない天気に変化する。
そしてモーモーハウス・メーメーハウスが近くにある秩父高原牧場に到着。観光地なのかランナー以外の人が多かった。私も観光してコーヒー牛乳を飲みたかったが、そうも行かないので先を急ぐ! この第4エイドステーションでようやく水を2L補給できた。 これで一安心(^^)

他にはコカコーラと魚肉ソーセージ(マヨネーズあり)・串団子があった。これ以降、前後のランナーは殆どいない状態となる。1人で走るとコースアウトが心配だが、前進あるのみ!! 第4エイドからのコースは緩やかで、走り疲れたら歩いて休む事ができる。
外秩父トレイルラン44超高温の暑さ。
これが坂道だと歩っても疲労が増加するだけ。 時計を全く見てないので、一つ目の関門に間に合うか不明。 写真を撮る余裕もなく、撮影したのはほんの数枚だけ。その後、道が開け多くのランナーが休憩している所に到着。 第5エイドステーションだ。

非常に暑いので、水を頭からかぶって行くとかき氷があった。味は3種類あるようで、ブルーハワイを選択。まるで砂漠のオアシスのよう。 ここで後方を走って来たランナーの大部分がリタイアしたようだ。
外秩父トレイルラン44制限時間に間に合うか?
私はわずかな可能性を信じて第6エイドに向かう☆ 第5エイドを後にすると坂道が続く。思えばこの23km地点までかなり登ってきた。 足が思うように動かない。いくら登っても平地は出てこない。むしろ坂がよりきつくなる^^;

これまでそれなりにランナーを抜かしてきたが、今は周辺に誰もいない。 やがて一般道路に出て2km程歩くと第6エイドステーションが見えた。制限時間が14時10分で私が到着したのはまさに14時10分。 たとえ時間内に到着してももはや走る力はない。 ここで撤退するのが妥当だろう。
外秩父トレイルラン44疲労困憊のまま下山。
エスケープルートを進むのだが、これがかなりきつい。筋肉痛で歩くのがやっとの状態に更に6km程歩く事になる。ふらふらになりながらバス停に到着。越生駅に向かう。15時30分頃に強烈に雨が降り出す。駅に着く頃には洒落にならない状態である。

こんな豪雨(雷雨)の中走ってるランナーもいるんだろうな。 ・・と思いながら荷物のある。越生町役場に到着。これまで走って来たトレイルランナーが続々とゴールしている。ここにはテントが張ってあり、冷や飯と言う食べ物と水があった。ゴール後に食ベ物が用意してあるのは珍しい。

レース後、主催者からUTMFの1ポイントにな見込みと発表があった。UTMFはまだまだ先の話だが、現段階でその空気に触れられたのは幸いだ。灼熱の暑さと集中豪雨を体験した大会となった。


「トレイルラン女子のジャケットとパンツを紹介!女性の服装選び」も読んでね!

トレイルランニング用品の記事一覧。
- ボトル装着で快走できる!エンデュランスベルトとマンタレイの収納。
- 雨や雪も関係ない!防水手袋と保温性が高いミッドレイヤー紹介。
- 冬でも暖かマラソン・ランニング!ジャケット・インナーウェア紹介。
- 真冬の寒さで使える防寒着!最新の暖かトレイルランニングウェア。
- 春夏のスポーツにお勧めのメンズ短パン!ランニングパンツを紹介。
- アウトドア登山でBUFFが大活躍!帽子より快適なバンダナ(バフ)とは?
- UTMBで使える世界最高のザック紹介!ストック収納可能な12Lサイズ。
- シナノのトレイルランポール13.6プロとブラックダイヤモンド比較。
- SUUNTO9Baroは最長120時間計測!手首心拍計でトレイルランに最適。
- 初心者女子のザック容量は8L以上が最適な理由!お勧め品も紹介。
コメント