スント9を使ってたが、電池の減りが速くなった気がする。
まだ2年しか使ってないので、あと1年ぐらい使えると思うが、買い換えることにした。
この記事ではスント9ピークをトレイルランニングで使った感想を書く。
ずばり言うと登山しかしないならスント9ピークはオーバースペックだ。

以前、スント9を買った時の記事「SUUNTO9Baroは最長120時間計測!手首心拍計でトレイルランに最適」

つまり、スント9ピークはトレイルランニング専用のGPS時計ってことね。登山やマラソンでは他の時計を買った方がいいのね。
スント9ピークレビュー!登山とトレイルランニング用のGPS時計。
お金持ちならスント9ピークを登山で使うのも良い。
だが、スント9ピークの最大の特徴である電池の持ちの良さを活かせない。
なぜなら趣味で登山する人が50時間とか100時間も計測する必要がないから。
なので、登山で使うならスント5で充分(もしくはスント9通常版)
スント5なら40時間計測できるから登山にちょうど良い。
スント5は3万円、スント9は5万円で買える。登山しかしないならスント5が最適。

冬山登山時のレイヤリングはこちら「冬山登山のアウターとミッドレイヤーは?雪でも温かいフリース紹介」

雪山登山でも温かい服装はこちら「レッドランプロ・フーディーのサイズ感!登山のジャケットとパンツ」
スント9ピークレビュー!バロとピーク・チタニウムの違い。
今現在、スント9・スント9バロを使ってる人もいるだろう。スント9とスント9ピークの違いは気圧計があるかどうか。
気圧計があるとGPSと気圧で高度を計測するので、より精密になる。
また、天気の変化を使用者にお知らせしてくれる(ストームアラーム)
ではスント9バロとスント9ピークは何が違うのか?
はっきり言って同じだが、細かい違いは以下の通り。
- 時計の大きさと重さ
- 充電速度
- パソコンと接続しての更新
スント9ピーク(チタン)は小型化され、52グラム。
対するスント9バロ(チタン)は67グラム。ピークの方が15グラム軽い。
また、ピークは1時間で充電完了するが、バロは4時間必要。
プログラムのアップデート時、ピークの場合はパソコンとの接続が不要である。

スント9・スント9バロを使ってるならスント9ピークを買う必要はない。だが、電池の消耗が速くなったら話は別。

スント9・バロ・ピークはほとんど同じ性能なんだね。それなら更に新しいGPS時計が出てから買った方がいいね。
スント9ピークレビュー!スント9ピークを買うまで。
これまでスント9を使ってたので、他のメーカーでの購入を考えた。
GPS時計を買う最低条件は50時間以上計測できること。
100Km・100マイルと言ったトレイルランニング大会で使うには50時間以上の計測が必要。
なんたって常に満充電されてるわけじゃないからな。
Fuji100mileやUTMBで使えないなら買う意味がない。それとナビゲーション機能も必須。
トレイルランの大会では道迷いがあるからコースナビが必要なのだ。

50時間以上計測できるGPS時計はかなり少ない。てか、数えるほどしかない。スント・ガーミン・ポラールだ。

100マイルの大会で計測できなかったらショックだよね。それ以前に大会で時計とナビゲーションがないと致命傷だけど。
スント9ピークレビュー!なぜ、スント9ピークを選んだのか?
冒頭に書いたようにスント9を2年使って電池の消耗が速く感じた。それが、他のGPS時計の購入を考えた理由。
そうでなければあと2年ぐらいスント9を使ってた。そして、50時間以上計測できる時計を探すと3つあった。
- スント9ピーク(チタン・スチール)
- ガーミン・エンデューロ(チタン・スチール)
- ポラール・グリッドXプロ(チタン・ステンレス)
いずれも50時間以上計測できるし、ナビゲーション機能がある。
だが、ガーミン・エンデューロは定価が10万円以上と高すぎる。
ポラールはリセールバリューを考えると不要になった時、売りにくい。
ならばスント9ピークを買うしかない。ちなみにそれぞれの最安値は以下の通り。
- スント9ピーク・スチール5万3千円
- ガーミン・エンデューロ・スチール8万5千円
- ポラールXグリッドプロ・ステンレス6万円
いずれも楽天市場でキャンペーン開催時の価格(2021年12月10日)

GPS時計に軽さは求めてないので、チタン製はいらない。毎年、新製品が出るので、高額なのもいらない。買い替えが難しくなる。
スント9ピークレビュー!スント9ピークのリセールバリュー。
本来、スント・ガーミン・ポラールの他に富士通も考えた。だが、富士通はGPS時計から撤退してた。初めて山岳時計を買ったのが富士通だったから驚いた。
ちなみにGPS時計の使用歴はポラール(一般のマラソン用)→富士通→スントである。下のリンクは過去にGPS時計を買った時に書いた記事。
ポラールXグリッドプロ・ステンレスもデザインと価格はスント9ピークと同等なので、本当に迷った。
でもリセールバリューは大事だ。
※リセールバリューとは売却時の価格。ブランド品ほど高くなる。
余談だが、ポラールは高橋尚子さんがアンバサダーになっている。
だが、高橋尚子さんが使ってると言ってもトレイルランナーには何の魅力もない(失礼)
スント9ピークレビュー!丹羽薫選手と上田絢加選手も使っている。
それに対してスント9ピークは丹羽薫選手と上田絢加選手が使ってるというではないか。
国内屈指のトレイルランナーが使ってるってことはそれだけ優れた時計ってこと。これはスント9ピークを理由になる。
スント9ピークは小型化されてるから女性が使いやすい。大きくて重い時計は腕振りを阻害するからな。
それと、左右のバランスが悪くなる。なので、スント9ピークは女性トレイルランナーの為に開発されたと言っても過言ではない。
※上田絢加選手はスカイランニング(バーチカルレース)、丹羽薫選手はトレイルランナーとして世界クラスの大会に出場している。
スント9ピークレビュー!色はどれにする?ブラックとモスグレー。
さて、スント9からスント9ピークへの買い替えが決定した。チタンはいらないので、スチール製を買う。
10グラム軽くするのに1万円は高い。GPS時計を軽くするよりトレーニングで強靭な肉体を作るべき。
浮いた1万円でプロテイン買えるぞ!スント9ピークのスチールはブラックとモスグレーの2色ある。
もちろん、モスグレーを購入。ブラックなんて何の個性もない。
服も時計もザックもシューズも黒は無難な色だが、それでは何の楽しみもない。
個性といえば私のザックは白・シューズは緑・ストックは金色だぞ!
ザック・シューズ・ストックの関連記事はこちら。
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スント9ピークレビュー!スント9通常版とピークを比較。
そして楽天市場からスント9ピークが到着した。スント9と比較して小さく軽いのはすでに述べた通り。
基本性能も使い方も同じ。ガーミンとかポラールを買ってたら最初から操作方法を覚えねばならん。
スマートフォンのスントアプリもそのまま使える。
また、スント9ピークはデザイン性が高いので、街中や仕事でも使える。
スント9はいかにもランニングウォッチって感じだからな。
スント9ピークレビュー!心拍計・気圧計・ルートナビゲーション機能。
腕振りを阻害しないので、付けてる感覚がない。それでいて、最長170時間GPS計測できるし、1時間でフル充電できる。
スント9とは違って気圧計が付いてるが、ほとんど使わない。
山に行く前に必ず天気予報を見てから出かけるし、天気が悪ければ山に行かないから。
気分だけは気象予報士になれるがな。デザイン性が高く、小型で高機能。これだけでトレイルランナー女子が使う理由になる。
スント9ピークレビュー!トレイルランニング用GPS時計。
この記事ではスント9ピークのについて書いた。改めてどんな人がスント9ピークを買うべきか伝えよう。
まず、山に行かない人は不要。宝の持ち腐れになる。
それと登山・トレッキング・ハイキングをする人はスント5で充分。
トレイルランナーはスント9・スント9バロを使ってないなら買い。
使ってるなら興味本位でピークを買っても出費が大きくなるだけ。機能はほぼ同じ。
スント9ピークレビュー!小さくて軽いトレイルランニングウォッチ。
私のように電池の消耗を考えての買い替えはあり。
100Kmとか100マイルの大会を完走するにはそれなりに電池が持たないと使えない。
だが、どんな電化製品でも使用年月とともに電池は劣化する。
必ず新しいGPS時計を買う日は必ずやってくるのだ。
Fuji100mileやUTMBを目指すトレイルランナーには50時間以上、計測できるGPS時計が必要。
常に満充電じゃないからな。下の記事に続く。

2023年のGPS時計はこちら。「ガーミンとスント6種比較!トレイルランナーはどっちのGPS時計を買う?」

スント9ピークは小型・計量でナビゲーション機能があるから女性トレイルランナーに最適だね!
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