SUUNTO9(Baro)を買ったので実機レビュー。
スント9と言っても種類豊富でBaroと心拍計が付くかで値段が変わる。価格は5万円から10万円の幅がある。
SUUNTO9Baroをウルトラトレイルランナーが使う。
「Baro」は気圧計の事であり、天気と高度を大気圧で規則する。
トレイルランニングで気圧計があれば助かるが、Baroありだと8万円が相場。
Baroなしは5万円なので、本当に必要な機能なのか考えよう。
※後継機スント9ピークについてはこちら「スント9ピークレビュー!登山とトレイルランニング用のGPS時計」
SUUNTO9Baroは最長120時間計測!
SUUNTO9Baroの最大の特徴が計測時間。
パフォーマンス25時間・エンデュランス40時間・ウルトラで120時間計測できる(光学心拍計使用時)
ウルトラマラソンランナーでもパフォーマンスで充分。
トレイルランナーもエンデュランスならあらゆる大会で使える(UTMF・UTMBを除く)
SUUNTO9Baroはマウントフジ100で使う。
トルデジアンはコース上に宿泊先(寝場所)があるからそこで充電すれば良い(USB充電可能)
ウルトラは心拍計で計測されないが、40時間以上の心拍データを分析する人はいないだろう。
通常はエンデュランスで計測。これで充電する回数が激減する。
SUUNTO9Baroの光学式心拍計と軽量化。
心拍計ベルト(ハートレート)付きもBaroと同じ8万円。
スント9は手首で計測できるが、胸ベルトで計測したいなベルト同梱品を選ぼう。心拍ベルトの方がより詳細に計測できる。
更にアンバサダー リミテッド エディション(Titanium Ambassador Edition)てのもあって、これだと10万円する。
時計本体がチタン合金でできていて、軽量化と強度が向上している。世界5000本限定モデル。
SUUNTO9Baroとスマートフォン(アプリ)操作。
SUUNTO9Baroはスマートフォンと同じタッチパネル対応。画面を指でなぞるか、ボタン操作で動かす。
タッチパネルだから傷がつきにくい構造だが、気になるなら画面保護シートも買っておこう。
スマートフォンをSuuntoアプリと繋げるとメールや着信通知を知らせてくれる( Bluetooth接続)
機内モードもあり、通信を遮断してバッテリーを節約できる。
SUUNTO9Baroのナビゲーション機能。
SUUNTO9Baroのナビゲーションは目的地を案内するだけでない。
正規ルートから100m離れた時と、ルートに復帰した時に通知してくれる。
これはとてつもなくありがたい機能だ(ナビゲートガイダンス)登山でもトレイルランでも道迷いは発生する。
そんな時、100m外れただけで通知してくれるのは助かる。
コース復帰時にも通知してくれるから安心して進める。当然、自分自身でもルート作成できる。
SUUNTO9Baroを山でフル活用。
SUUNTO9Baroはコンパス標準装備。山で道に迷わない限り使わない機能。
トレイルランの大会によってはコンパスが必携だったりするので、電子コンパスは助かる。
日の出と日の入りに加えて月相も把握できる。月相とは三日月とか満月とか月の見え方を表す。
座標表示を可能で、万が一、遭難したらこの座標を通知したい。
SUUNTO9Baroなら下山時も安心。
SUUNTO9Baroにはファインドバックとポイントオブインタレスト(POI)機能がある。
ファインドバックとはスタート地点に戻る道を案内してくれる。
行った事もない場所で道に迷った時、スント9はスタート位置に戻る最適ルートを教えてくれる。
スタート地点は自動保存されるから特別な操作は不要。これは楽で便利な機能だ。
SUUNTO9Baroのポイントオブインタレスト機能。
ポイントオブインタレスト(POI)とはコース途上に印を付けられる機能。
例えばキャンプ場・洞窟・建物と言ったものを記録しておける。
道に迷ったり、また同じ場所に行きたくなったら画面の矢印と距離で教えてくれる。
ファインドバックもポイントオブインタレスト(POI)も凄すぎる機能。
山ではスタート地点とかキャンプ場に戻るのはとても大事。
それを道案内してくれるんだからこれだけでも買って良かった。山でも長時間バッテリーで安心。
SUUNTO9Baroでスポーツ・トレーニング。
SUUNTO9Baroは80種類以上のスポーツに対応してる。
トレイルランニング・トライアスロン・サイクリング・マラソン等。
基本機能としてオートポーズ(自動停止)とバックライトが付いている。
驚くのは計測中にバッテリーモードを変更できる事。
例えばパフォーマンスで計測して電池がなくなりそうになったらエンデュランスやウルトラに変更できる。
大会での記録が途切れたら悲しいからな。全部計測できるのは嬉しい。
手首で心拍を計測してくれるから胸のベルトを気にせずトレーニングできる。
練習でも大会でも心拍計を見ればオーバーペースなのかすぐわかる。
記録したトレーニングから回復時間も計算してくれるのもスント9ならでは。
2021年発売スント9ピークの記事に続く「スント9ピークレビュー!登山とトレイルランニング用のGPS時計」
SUUNTO9Baroはトレイルランナーが使うべきGPS時計。
SUUNTO9Baroの機能をまとめると以下のようになる(7つの機能を厳選)
- 最長120時間計測で、長距離の大会を記録できて充電回数が減る。
- 光学心拍計は手首計測だから邪魔な心拍胸ベルトは不要。
- ナビゲーション機能で道を外れたら知らせてくれる。
- 電子コンパス・日の出・日の入り・月相・座標表示。
- 道に迷ったらスタート地点や指定した場所に案内してくれる。
- タッチパネル対応・着信通知やメールを知らせる。
- 計測中にバッテリーモードを変更できる。
SUUNTO9とBaro付きの2種類あるが、この記事で紹介した機能は全モデル共通の機能。
基本機能で充分ならSUUNTO9を、天気と高度計測にこだわるならSUUNTO9Baroを購入しよう。
2024年のGPS時計は下の記事を見てくれ!
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