2015年末にグレートレース・トルデジアンの放送予定を知ってから2016年1月10日の放送が楽しみだった(^○^)NHKのグレートレースはこれで5作目。(以下順不同)
「灼熱の大地を疾走せよ!オーストラリア700km」・「激走! 南海の孤島マダガスカル250km」・「女達の熱き一日 ニュージーランド130km」・「究極の極寒カナダ・ユーコン700km」
グレートレースは昨年春から放送されてないので、もう終了したと思ってたぜ。また放送しくてくれるのは嬉しい限り。しかもトレイルランニング等山岳レースで世界最高峰の難易度を誇るイタリアのトルデジアンだから尚更嬉しい。
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イタリアのトルデジアン330Kmとは?
<大会内容>
●スタート/ゴール イタリア アオスタ州クールマイユール
●開催日程 9月
●制限時間 150時間(6日+6時間)
●募集人数 660人
●参加費用 500?(ユーロ)<コースと特徴>
●全は332km、累積標高2万4000m、最高地点3300m(ロソン峠・モン・ブラン、マッターホルン、モンテ・ローザ、グラン・パラディーゾなどの4000m級の山々に囲まれたコース)
●稜線は気温が氷点下になる。3000M級の山なので雪が降ることもある。
このトルデジアンはUTMBを凌ぐ難易度とあって気になってたんだよなー。インターネット上で調べると日本人女性の完走者もそれなりにいるようだ。(トレイルランニング大会で有名な鈴木博子選手を始め一般の女性ランナー達)
200Kmの距離ならトレーニングで何とかなりそうだが、さすがに330Kmはキツイなぁ。なんたって標高3000m以上の山を登る訳だから。※富士山3776m
ハセツネCUP(日本山岳耐久レース)でさえ最高で高さ1500m程度。実際大会に参加したが、標高1500mでも登りはかなりキツイ。夜の登山なら寒さもキツイ(・o・)
グレートレース「イタリア・トルデジアン」の放送。
モンブランやマッターホルンなど数々の名峰を望むイタリア北部。『トルデジアン=巨人の旅』は最高標高3300m、全長330キロを駆け抜ける山岳レース。
険しい山道をわずかな休憩だけで走り続けるという過酷さながら世界のランナーが完走を夢見る憧れのレースだ。
極度の疲労や高度障害、悪天候の影響でボロボロになりながらもなぜ走るのか。それぞれの思いを胸にゴールを目指す選手たちの苦闘をドキュメントする。
モンブランやマッターホルンって「イモト」が登ってる山か!?テレビ番組はいつもは5倍の画質で録画しているが、今回はDRで録画した。アルプスの景色はより良い画質で見たかった。

実際にNHKグレートレース「絶景アルプス・イタリア・トルデジアン330Km」を見た感想だが、「・・・」言葉もない。あまりにも難しいコース設定・標高3000m級での吹雪と寒さ。
トランスジャパンアルプスレースで3連覇した望月将悟選手でも苦戦する等、トルデジアンの凄さに唖然とする内容が映しだされていた。時折、映る絶景も見ものだ。詳細は次回記事で書く事にする。
絶景アルプス・トルデジアン330KmイタリアNHKグレートレース。
このトルデジアンの放送があった1月10日は午前中にグレートレース「究極の極寒カナダ・ユーコン700km」の再放送があった。同日はこのブログへのアクセス数が通常の3倍以上(シャアザクか!?)あった。
なので、「UTMF・STY2016開催日決定ウルトラトレイル・マウントフジ。」の記事を公開した直後だからと思っていたらアクセス増加の原因はグレートレース「究極の極寒カナダ・ユーコン700km」の影響だった。
普段150アクセスの200PVなのにこの日は600アクセスの800PVで驚いた。毎日これだけのアクセス数とページビューならいいんだが(^_^;)半年前に書いた記事でも後日これだけ検索される事があるんだな。
トルデジアンって言ったら映画ロッキーでバルボアが王者になった時、叫んだのがトルデジアンエイドリアンだよな。シリーズ最新作「クリード・チャンプを継ぐ男」も見るぞ!
絶景アルプス・イタリア・トルデジアン330Km。
既に2016年大会の募集は終了したが、昨年は日本人27人参加した。NHKグレートレースの主な登場人物はトルデジアン5位の実績を持つ小野雅弘(山岳レース歴12年)
飯野航(ロードランナー)・望月将悟(トランスジャパンアルプスレース3連覇)選手達。序盤は雨の中、レースはクリストフ・ルソー(フランス)選手がトップを走る。小野雅弘選手は10位。
クロスカントリーの国体選手でストック捌きが得意。大学時代はトライアスロン 社会人から山岳レースを始めた。トルデジアンの目標は4位以上でのゴール。飯野航選手は15位でトルデジアンは初挑戦。
望月将悟選手は山岳救助隊の隊長で2011年のトルデジアンから2年連続リタイアで今回が3度目の挑戦。
トルデジアン、20Kmごとのチェックポイント。
チェックポイントで着替えと栄養補給を行う。飯野航選手のサポートは井土真希さん(マダガスカル250Km完走者)がレモンと稲荷寿司を準備していた。この大会に限らず、サポート役がいるのは安心感があるよなー。
私もウルトラトレイル・マウントフジのサポートをしてくれる女性を探さねば。日本人最年長参加者の堀明浩選手64歳。退職後の第2の人生としてトレイルランニングを開始。
ウルトラトレイル・デュ・モンブランやアルドラ・ウルトラトレイルにも出場している。トレーニングで走れる距離が伸びて行ってこの山岳レースへの参加を決定したそうだ。
トルデジアン165Km地点通過。
ロソン峠は標高約3300mでトップランナーは夜に通過する。山は吹雪でマイナス3度。 相変わらずクリストフ・ルソー(フランス)選手が先頭。クロスカントリー経験があり、トルデジアンは1回目から参加しているプロのランナーだ。
33時間以上経過してコーダ小屋(165Km)地点に到着するも寝れなくてすぐにスタート。この中盤移行はトップ選手を含むリタイア続出。トルデジアンのリタイア率は例年40%とか。
トルデジアン終盤。
クリストフ・ルソー(フランス)選手は休憩を取らなかったのがたたって失速。その後、休息時間が多くなる。変わって先頭に立ったのがパトリック・ボアール(フランス)選手。
精密機械の異名を持ち、綿密な作戦で優勝を狙う51歳。ゴールまであと10Kmでクリストフ選手は3位に転落してジャンルッカ・ガレアティ(イタリア)選手が2位に浮上。
そしてクリストフ・ルソー(フランス)選手が80時間20分51歳の史上最年長で優勝!
ちなみに日本人選手達も終盤まで10位以内に入る健闘を見せたが、吹雪と濃霧でゴールまであと20Kmの所で大会中止になった。
中止前にゴールしたのは6人だけだが、その時点でレースを継続しているランナー達は完走扱いとなった。
【追記】2015年のトルデジアンで野間陽子(距離短縮)、2017年に中島英摩(当時33歳)が完走。また、2016年のFTR100で優勝した齋藤美紀が結婚。新婚旅行も兼ねて2018年のトルデジアンに参戦し、完走している。
制限時間/150時間
距離/200mile(340Km)
累積/30.000m
イタリア北部のアオスタ周辺の山々を巡る旅
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