群馬県と新潟県で登山した。
最初に山開き号で谷川岳に登り、苗場山・巻機山・赤城山(黒檜山)も制覇した。
4日連続で日本百名山に登ってきたのだ。
※電車とバスの時間は当時のもの
谷川岳(オキの耳・トマの耳)に山開き号で向かう!開山日
谷川岳の山開きは7月で、特急「谷川岳山開き」・「山の日谷川岳号」・「谷川岳もぐら・ループ号」の争奪戦になる。
特急券の予約はえきねっとでできる。えきねっとは1ヶ月前から事前予約できる。
俺は事前予約に失敗したので、キャンセル席を狙った。
「谷川岳山開き」・「山の日谷川岳号」・「谷川岳もぐら・ループ号」は日時をずらしてえきねっとで探すしかない。
そしたら6月20日の11時にキャンセルされた席を確保できた(しかも窓側)
6月末ならキャンセルする人いると思ったんだ!(谷川岳山開き号・指定席・特急券)
えきねっとに「在来線チケットレス乗車」って書いてあるからSuicaの手続きや紙切符の受け取りはない。
あとは上野から土合駅への普通乗車券を買うだけ。
それにしても東京から直接、土合駅に行けるのは凄すぎる。
土合駅はもぐら駅と呼ばれる独特な駅であり、谷川岳は世界一、遭難者(死者)が多い山である。
谷川岳(オキの耳・トマの耳)の雪渓にチェーンスパイクと軽アイゼン必要
谷川岳(山開き号)は上野駅を出発して大宮駅を通過した。
すると、車掌が全員の切符を確認し始めた。
眠っていたが、しかたない。紙の切符(普通乗車券)とスマホの特急券・指定席券を見せた。
谷川岳(山開き号)に乗って不思議に思ったのが、友人どうしで隣の席を確保してること。
1つの席を確保するのがやっとなのに、どうやって隣の席を確保したのだろう?
事前予約なら座席指定できるが、それで当選したのか?2人とも当選するか?
谷川岳の事前情報では肩ノ小屋直前に積雪があるとのこと。
なので、チェーンスパイクか軽アイゼンが必要と判明。
急いでAmazonで注文し、山開き号に乗る日に到着した。
だが、実際には雪渓を通らずに山頂に到達できた(笑)
俺は雪渓歩きを体験したかったので、チェーンスパイクで登った。
Lサイズでしっかりトレイルランニングシューズに装着できた。
谷川岳(オキの耳・トマの耳)と苗場山・巻機山・赤城山への交通手段。
さて、谷川岳だけが目標ではない。せっかく群馬県に遠征するのだから複数の山に登らなきゃ損。
4日間、天気が良さそうなので以下の日程で日本百名山に登る。
- 7月5日〜6日 谷川岳(電車)
- 7月7日 苗場山(レンタカー)
- 7月8日 巻機山(バス)
- 7月9日 赤城山(バス)
谷川岳は土合駅から歩いて行ける。
苗場山は越後湯沢駅からタクシーかレンタカーしかない。
巻機山は往路だけ六日町駅から清水バス停まで行ける。復路は沢口バス停となる。
赤城山は前橋駅からあかぎ広場までのバスに乗る。
巻機山と赤城山へのバスは平日でも運行してた。
苗場山は越後湯沢駅からタクシーかレンタカーで向かう!
7月7日、苗場山に登る。前日、土合駅から越後湯沢駅に移動して宿泊してた。
越後湯沢駅でトヨタレンタカーを利用して和田小屋に移動する。
タクシーだと片道6000円、レンタカーだと往復6000円(当時)
トヨタレンタカーを利用できるのは8時からなので、要注意。
運転免許証とクレジットカードで借りれた。
クレジットカード払いでないと、住所確認が必要になる。
運転免許証と健康保険証の住所が相違してたらどうなるのか気になってた。
さて、レンタカーはかぐらスキー場町営駐車場にとめて、和田小屋に向かう。
苗場山秡川(はらいがわ)コースを日帰り!雷清水の水場で体を冷やす
苗場山のコースタイムは7時間30分。
越後湯沢駅から町営駐車場まで片道45分(16.5km)
道幅が狭いので、集中してないと崖に転落しかねない。
9時8分から登山開始。コースタイムどおりなら16時30分に下山となる。
レンタカーを10時間ではなく、12時間にしておけば良かった。
下山後の移動時間があるからな。なんたって12時間まで同じ料金なのだ。
レンタカーだと駐車料金が発生するものの、荷物を置いて移動できるメリットがある。
苗場山秡川(はらいがわ)コースを日帰り!雷清水の水場で体を冷やす
なお、苗場山のロープウェイは7月19日からの運行だった。
(俺はロープウェイに乗らないけど)
ロープウェイを使えば1時間短縮できる。それでも初心者が苗場山を日帰りするのはちょっと難しい。
登山者のレビューを見ると「簡単」って書いてあるけど、岩場が多くて高難易度。
「上ノ芝」に行くまでが大変なのだ。上ノ芝からは急登がなくなり、階段が増えるから楽になる。
俺はトレイルランナーなので、標準コースタイムより遅くなることはないけど。
それでも往復6時間30分だった。まあ苗場山山頂で15分は休んだけどな(撮影含む)
苗場山山頂にある自動販売機は400円。富士山は500円だったので、100円安い(笑)
なお、山頂への道のりで「雷清水」と言う水場がある。冷たくて綺麗な水だが、飲めるかは不明。
水は一気には飲まず、口に含む程度にした。あとは体を冷やすのに役立つ。
最高気温35度だから標高2000mでも暑い。
あとはYouTubeの動画を見てくれ!
巻機山は六日町駅から清水バス停に行く!バスでの日帰りは困難
巻機山は六日町駅から清水バス停に行く。平日のバスで巻機山に行くのは俺だけ。
巻機山は往路と復路で利用するバス停が異なる。
帰りは沢口バス停から乗るが、コースタイム通りに進んだら日帰りできない。
(8時15分発なので、往復8時間だと帰りのバスに間に合わない)
下山してから1時間ほど歩いて沢口バス停に到着するからだ。
17時25分発なので、16時30分までに下山しないと間に合わない。
巻機山の山頂で休憩したり、牛ヶ岳に立ち寄ると、日帰りできない可能性がはね上がる。
なお、巻機山は山頂の標識がある場所と最高点の場所が異なる。
赤城山(黒檜山)は前橋駅からバスであかぎ広場に向かう。
赤城山は山脈の総称。だから最高点は黒檜山(くろびさん)となる。
本来、前橋駅から赤城山ビジターセンター行きのバスに乗る(土日祝日のみ)
(7時32分発、8時53分着)
だが、ビジターセンターは改修中なので、あかぎ広場から登山開始となる。
平日でもあかぎ広場へのバスがあったので助かった。
てか、前橋駅から6番のあかぎ広場行きに乗車する。幼稚園なのか保育園なのか、子供達がたくさん並んでいる。
乗車率500%?と思えるほどギュウギュウ詰めだ。
バスのドアが開閉できなくなるほど。まったく隙間(空間)がないのだ。
発車から18分後に子供達は降りて行った。
赤城山(黒檜山)は前橋駅からバスであかぎ広場に向かう。
赤城山の外輪山でトレイルランニング!と行きたいが、時間がない。
赤城山(黒檜山)周辺だけを探索して帰る。
最終的にあかぎバス停から3時間で周回できた。
往路は前橋駅からあかぎ広場に来れたが、帰路はあかぎ広場から「富士見温泉行き「富士見温泉行き」に乗る。
「富士見温泉行き」で乗り換えて前橋駅に向かう。
本当は赤城山周辺を観光したかったが、7月5日から遠征して9日の今日は帰る日だ。
新幹線を乗り継いで5時間はかかる。残念だが、のんびり観光してる時間はない。
なお、7月は赤城山トレイルランニングレース、8月は赤城の森トレイルランが開催される。
4日連続で日本百名山!谷川岳・苗場山・巻機山・赤城山
こうして4日連続の日本百名山(登山)が終わった。
- 7月5日〜6日 谷川岳(電車・特急山開き号)
- 7月7日 苗場山(レンタカー)色んな花が咲いてる
- 7月8日 巻機山(バス)日帰りは難しい
- 7月9日 赤城山(バス)平日でも登山者多い
4日間で雨の日があれば実現しなかった。俺は雨が降りそうな日は登山しないから。
それと、平日でも登山口に行くバスがあったから良かった。土日限定のバスって多いんだよな。
疲労と筋肉痛はないが、眠い。初日の谷川岳山開き号で2時間寝ただろうか…。
宿に3泊したが、宿に当たり外れがあって眠れない日があった(騒音で)登山しなくても睡眠不足になっただろな。
- ホテル・バレ・ヴィラージュ(眠れたのでOK)
- いろりあん別館さくら・さくら(六日町駅から遠いし、騒音あり)
- グレースイン前橋(フロントの対応がイマイチ)
宿はいつも楽天トラベルで予約している。今回の宿泊料金はどれも6000円ほど。
多少高くても駅から近い方が良いと勉強になった。宿代が1000円安いだけで、1時間も歩いたぜ(片道)
これで制覇した日本百名山は24となった(2025年7月10日現在)
いつも思うが、生きて帰って来れて良かった。
今後も日本百名山と47都道府県の最高峰を中心に登山する。
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