九州の日本百名山に登ってない。なので、九州に遠征した。
九州の日本百名山は6つある。それぞれ電車とバスで行けるのか検証した。
- 九重山(ミヤマキリシマは少しだけ)
- 祖母山(アクセス不便で断念)
- 阿蘇山(晴れの日を狙って登山した)
- 韓国岳(大雨で断念)
- 開聞岳(ガッカリ百名山?)
- 宮之浦岳(毎日雨で断念)
※九州の日本百名山に登る前の計画に後日追記したものである。
九州の日本百名山(九重山・祖母山・阿蘇山・韓国岳・開聞岳)
九州での目標は2つある。できるだけ日本百名山に登り、九州オルレを踏破する。
あくまで日本百名山が目的であり、九州オルレはおまけ。
九州オルレは18あるが、久留米・高良山コース・八女コースとみやま・清水山コースの3つだけで良い。
活動拠点が福岡県大牟田市なので、3コースとも電車で行ける。
北海道と違って電車と新幹線で行ける場所が多くて助かる。
なお、九州オルレは10Km程度のコースが多いので、2時間あれば充分だ。
九州の日本百名山、九重連山でミヤマキリシマを見る!
冒頭に書いたように九州の日本百名山を電車とバスでめぐる。
電車は福岡・大分DC&オフろう!きっぷか、旅名人の九州満喫きっぷを使う。
特急ゆふに乗って豊後中村駅に付いたら九重町コミュニティバスに乗る。
牧の戸峠で下車すれば久住山や大船山に登れる。
帰りは九重登山口みやまのバス停から乗る。
大牟田駅7時34分発→豊後中村駅9時46分着
ミヤマキリシマの開花状況はいかに…。
九州の日本百名山、九重山には100人の登山者がいた?
そして6月15日に九重山への登山を実行した。なぜ15日にしたのかと言えば土曜日だから。
土曜日だと豊後中村駅から牧の戸峠まで直通で行ける(九重町コミュニティバス)
平日は乗り換えが必要だし、日曜日は本数が少ない。なので、土曜日に行った。
なお、豊後中村駅は時間帯によっては無人駅であり、現金しか使えないので要注意。
特急ゆふに乗るならより現金が必要だぞ!
九重町コミュニティバスは4分遅れて到着した。もう来ないのか?と思ったぜ。
ミヤマキリシマの時期は終盤なので、乗客は往復しても8人ぐらいだった。
あとはユーチューブの動画を見てくれ。
大分県の日本百名山、祖母山はR豊後竹田駅からバス(カモシカ号)
祖母山はJR豊後竹田駅からバス(カモシカ号)がある。
平日のみ運行し、予約が必要(前日15時まで)料金は片道1020円だ。
行き【登山口方面】は7時と9時15分
帰り【豊後竹田駅方面】は15時30分と17時30分
だが、俺が滞在してる銀水駅からだと豊後竹田駅に着くのは11時16分。
どうやっても日帰りで祖母山に登れない。
滞在時間と費用は限られるので、断念。
熊本県の日本百名山、阿蘇山(中岳・高岳)は噴火口を見る。
阿蘇山は阿蘇火山トレイルランで行った。と言いたいが、火口付近はコースになってない。
だからどうしても行きたかった。なので、JR阿蘇駅に到着。
阿蘇火山線1日乗車券で1500円。
これで阿蘇駅前~草千里~阿蘇山上ターミナルが乗り放題になった。
- 阿蘇駅
- 阿蘇田園空間博物館
- 草千里
- 阿蘇火山博物館
- 阿蘇山ロープウェー(現在はバスのみ)
- 中岳火口
遠路はるばる阿蘇山に来たんだからこれらも見ておきたい。
熊本県の日本百名山、阿蘇山は九州横断特急か、あそぼーい!で行く。
そして6月14日、阿蘇山へ登る。熊本駅から阿蘇行きの電車に乗り換え。
九州横断特急だったが、あそぼーい!にも乗りたかった。
阿蘇駅から阿蘇火山シャトルバスに乗る。大型バス2台だが、中国人しか乗ってない。
日本人は俺だけか?俺が中国に来たみたいだ。
本当は阿蘇駅から山頂まで歩くつもりだったが、噴火警戒レベルが2になったので、侵入禁止になった。
だから阿蘇火山シャトルバスに乗った。
阿蘇山上ターミナルで下車する。大量の中国人は散ってった。
登山するのは俺だけか?中国人はみんな普段着だった。
熊本県の日本百名山、阿蘇山は単独登山女子も登ってた。
阿蘇の登山口はわかりずらかったが、ヤマレコを見ながら進んだ。
帰りのバス(時間)を考えると、どこまで進めるか…。
すでに登山口から噴火口が見える。白煙を上げて今にも噴火しそうだ。
やばいやばい。今、噴火したらどうにもならん。
それでも噴火口の近くから見たい。そして進んだ結果、中岳と高岳に登って下山した。
山は絶景なのだが、登山者が少ないな。平日(金曜日)だからか?
阿蘇山(中岳・高岳)のユーチューブ動画はこちら。
鹿児島県にあるJR最南端の駅(西大山駅)で記念撮影。
九州最南端にある開聞岳(屋久島を除く)開聞岳は指宿枕崎線、開聞駅から登山口まで徒歩20分。
開聞駅から往復して11Kmなので簡単だ。だが、開聞駅に来るまでが難しい。
新幹線に乗っても5、6時間はかかる。新大牟田駅から鹿児島中央を経由して開聞駅に行くしかない。
新大牟田駅から8時ぐらいの電車に乗れば12時には開聞駅に着く。
開聞岳を登頂後は韓国岳と高千穂峰を目指す。高千穂峰は坂本龍馬がお龍と新婚旅行で登った山。
日本百名山の韓国岳より、高千穂峰に行くのが目的になってる。俺も新婚旅行したい。
坂本龍馬とお龍が新婚旅行で登った宮崎県の高千穂峰。
韓国岳と高千穂峰に行きたいのは山々だが、その前に桜島を観光する。
鹿児島から桜島港までフェリーで15分。運賃は200円。
桜島を一周すると36Kmだが、走るつもりはない。九州での滞在時間が長くなるほど、食費と宿泊費が増える。
その後は鹿児島市に宿泊して翌日、霧島神宮駅に行く。
鹿児島中央駅→霧島神宮駅→丸尾(霧島いわさきホテル行き)→高千穂河原
(霧島「のったりおりたりマイプラン」バス1日乗車券1100円)
電車(特急霧島)とバスを乗り継いで高千穂峰に到着。
高千穂峰から韓国岳を縦走し、ミヤマキリシマを見るのだ。
鹿児島県の日本百名山、開聞岳と韓国岳(桜島も行きたかった)
ここまで桜島・韓国岳・高千穂峰を計画したが、記録的な大雨で行かなかった。
残念ではあるが、無理して山に行くのは危険すぎる。
なので、開聞岳だけ登った。簡単だと思った開聞岳は意外と難易度が高かった。
まず、登山道が狭く、人とすれ違うたびに立ち止まる必要がある。
自分のペースで進めないのは残念。特に午後から登山すると大量の下山者で前に進めない。
福岡県から遠征だと必ず午後からの登山になるからどうしようもない。
開聞岳の登山口から山頂まで登りだけ。まるで富士登山のように登り続けるのだ。
鹿児島中央駅から開聞駅を経由して開聞岳に登る(登山者多数)
登りは登り、下は下だけ。そんな極端な山が開聞岳。
入山したら山頂まで景色は見えない。まあ5号目で展望台はあるけどな。
閉鎖的な状況で登山するのと、登山者とのすれ違いはストレスになる。
それでも5号目までは楽に登れる。7と8号目からは難易度が上がる。
足場が悪い岩場を登ったり、梯子を登ったり。
ただひたすら登るので、修行のようだ。
俺の場合は開聞駅から開聞岳の山頂まで2時間3分で登った。
開聞駅の周辺には店がないので、事前に買い物すべき。
駅から2Kmほど歩けばAコープとファミリーマートあるけど、開聞駅や登山口とは反対方向だからな。
九州の日本百名山(九重山・祖母山・阿蘇山・韓国岳・開聞岳)
電車・新幹線・バス・船。これらを駆使したが九州を移動するのは難しい。
移動時間と交通費が半端ない。特に開聞岳は鹿児島中央駅から開聞駅を往復するのに4時間かかる。
そこまでして開聞岳に登る価値はない。それなら桜島・韓国岳・高千穂峰に登った方が良い。
九州には13日間滞在したが、6月と言うこともあり、雨が多かった。
7月は長野県、8月は静岡県にいる日が多いので、九州に行けるのは6月だけだった。
日本百名山は久住・阿蘇・開聞岳、日本百名城は島原・佐賀・吉野ヶ里の3つを見れた。
まあこんなもんだろう。今度は自分の新婚旅行で高千穂峰に登りたい!
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