「トレイルランニングに興味あるなら知りたい!よくある質問集まとめ」の続き。「走る」と言えば舗装路を走るマラソンが一般的で、競技人口も多い。運動をしてない一般人からすればフルマラソンを完走するだけでも凄い事だ。

フルマラソンを完走したらどうするか?もっと速くゴールできるように記録に挑むのか?もっと長い距離を走れるようにウルトラマラソンに挑戦するのか?フルマラソンもウルトラマラソンもスタートからゴールまでグレーのアスファルトが続くだけ。

街の景色も日常的に見れるし、路面状況が変化する事もない。競技人口の増加によりフルマラソンやウルトラマラソンを完走したからと言って褒められる事は少なくなった。
男性は臆病だが、女性は度胸がある。
自己満足で、フルマラソンやウルトラマラソンに取り組むならそれもいい。しかし、それで良いのだろうか?人間が人間の生活の為に舗装した道路を走るだけで満足なのか?

ゴールまでの速度を争うだけの競技で楽しめるのか?ゴールまでの景色を楽しめているのか?ロードランナー(一般のマラソンランナー)と話をする機会が多い。

トレイルランニングについて男性だと「山を走るのは考えられな」「そんな過酷な競技に興味はない」との解答が多い。対して女性は自然が好きだからトレイルランニングを体験したい人が多い。
トレイルランニング未経験で何がわかるの?
1度もトレイルランニングを体験した事がないのに、固定観念に囚われて挑戦しようと思わない。経験がないのに決めつけてしまうのは可能性を閉ざしているとも言える。

それでも構わないが、どんなスポーツであれやってみなければわからない。前途したようにロードランナーの中にはトレイルランニングに興味ある人は必ずいる。

ならば挑戦しよう未舗装路を走ればそれも立派なトレイルランニングだ。ハイキングやトレッキング気分で里山に向かうのも良い。走るだけがトレイルランニングではないのだ。
トレイルランニングとはどんな競技なのか?
トレイルランニングは山の中を走るスポーツ。だが、一般のマラソンのようにスタートからゴールまで走る競技ではない。プロのトレイルランナーや企業のスポンサーが付いてる選手は別だが、一般のトレイルランナーはゴールまで走り続けたりしない。

と言うのもトレイルランニングの大会には急登が付き物。つまり、一般のトレイルランナーでは走れない場面が必ずあるのだ。ならば歩けば良い。疲れた時も同様で「歩く」のだ。トレイルランニングは「走る」と「歩く」を使い分けでゴールを目指すスポーツなのだ。
トレイルランニングの楽しみ方。
例えゴールまで途中のコースでも山からしか見れない絶景が見れたり、同じレースに参加した選手達と話あえる。大抵は登りが得意な選手と下りが得意な選手に別れる。得意不得意は生まれ持ったものなので変えるのは難しいが、トレーニングを続ければ技術は向上する。

トレイルランニングにはどんな人が向いてるのか?ズバリ「自然が好きな人」だ。体力や走力は一切関係ない。空腹・疲労・身体の不調と言った状況では歩けばいいので、体力や走力は重要ではない。登山経験や一般のマラソン経験も不要。
トレイルランニングは体に優しい。
自然が好きであれば山へ行く頻度が増える。山に行く回数が増えれば技術と体力が向上する。「歩く」事が当たり前のトレイルランニングでは体力よりも「技術」が必要。初心者の段階で強靭な肉体は不要だ。

障害物を避ける技術と障害物を避けた時の喜びを感じながら走るのだ。一般のマラソンはスタートからゴールまで同じ動作の繰り返し。だから身体の一部分を酷使してしまう。
これまで運動した事がなくても始められる。
一方、トレイルランニングは同じ動作がない。山道は規則正しい路面ではないから、同じ動作を続ける事はない。次々と現れる障害物を瞬時の判断で回避するのだ。全身を使うトレイルランニングでは偏り無く身体を鍛えられる。

例えロードランナー(一般のマラソンランナー)であってもフルマラソンやウルトラマラソンで役立つ事はあるだろう。自然を楽しみながら無理なくゴールを目指すそれがトレイルランニングだ。


「トレイルラン女子のジャケットとパンツを紹介!女性の服装選び」も読んでね!

コメント