「STY麓エイドで関門閉鎖?最大の難所、熊森山から本栖湖への道のり」の続き。
麓エイドに間に合わなかったSTY選手もそれなりにいた。ギリギリで通過した私は本栖湖を目指した。
途中の端足峠で時間切れとなり、本栖湖の関門には間に合わなかった。2018年のSTYは60Km地点で終了した。
STY完走率58%の理由は?フィニッシャーベストの為に。
難所の熊森山を乗り越えても端足峠の登りには絶えられなかった。本栖湖エイドには大勢の選手達が滞在していた。
出発していく選手達が少ないのは気のせいか?
後でわかったのだが、関門に間に合わなかったり、リタイアした選手達が河口湖へのバスを待っていたのだ。
Fuji100mileもSTYも本栖湖でのリタイアが多かったと思う。
特にSTYで関門に間に合わなかった選手達が多く滞在していた。私は疲労困憊で、寝たかった。
だが、2つある部屋も室内の座席も選手達で埋まっている。バスが来ないからそれを待つ選手も減らないって訳だ。
本栖湖エイドは満室・満席で、送迎バスが来ない。
STYに参加していた女性によると深夜3時から待ってるが、バスが来ないと言っていた。
私が本栖湖に着いたのは4時近かった。ほとんど朝である。
リタイアした順番にバスに乗れる仕組み。バスは1台だけで往復してるから、かなり待たないとバスに乗れないようだ。
早く(河口湖への)バスに乗らないと河口湖から新宿駅に向かうFuji100mile公式バスにも乗れない。
バスに乗れたので河口湖に到着。着替えて帰宅準備だ。
空腹だったので、豚汁を食べて表彰式を見た。その間も続々と選手達が到着してフィニッシャーベストを受け取っていた。


次回こそSTYのフィニッシャーベストを勝ち取ろう。
完走率はFuji100mileが72.8%であったのに対し、STYは58.6%であった。
Fuji100mile・STY共に好天に恵まれた最高の状態。
暑くもなく、寒くもないこの「曇」こそが走るに最適な条件。
このマウントフジ100がはこれまで、STYの完走率が高かった。しかし、2018年のSTYはかなり低い完走率。
何故ここまで低い完走率だったのだろうか?実際にSTYを走った私にはいくつか考えられる。
特にコースと時間だな。Fuji100mileとSTYがゴチャゴチャになって走ってたからな。
90kmで制限時間20時間もかなり厳しい。


どうすればSTYの92Kmを20時間で走れるのか?
私が天子山を登ってる時にFuji100mileの選手達も追いついてた。
STYの3時間後にスタートするFuji100mileだが、先頭集団は物凄い速度で突き進む。
これまでの大会ではFuji100mileとSTYのスタート地点が違かったから良かったが、今回は同じ場所からのスタート。
結果、Fuji100mileもSTYも入り乱れて走る事となる。途中、端足峠でSTYとFuji100mileは別行動となる。
STYは本栖湖に向かい、Fuji100mileは龍ヶ岳に向かうのだ。
前を走るSTY選手ならそれで良い。
だが、後方を走るSTY選手にとってはFuji100mileのトップランナーに道を譲りながら進む展開となる。


Fuji100mileとSTYが同日スタートだから混雑する。
だから、Fuji100mileとSTYを同日スタートにしない方が良い。
例えばFuji100mileは金曜日にスタートして、STYは土曜日スタートにするのだ。
そうすればFuji100mileとSTYで混雑しないし、STY選手は平日に休みを取る必要がない。なんて素晴らしい考えだ。
夜は寒かったが、動いてれば問題なかった。防寒着1枚で充分。夜の視界も路面状況も問題なし。
結論から言うとSTYの参加条件(ポイント)を満たしただけだと完走は難しい。
ハセツネカップを15時間で完走する走力が欲しい。
もしくはウルトラマラソン100Km(彩の国トレイルラン)の完走経験だ。


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