「奥信濃100の宿泊は?トレイルランニングのコース難易度と完走率」の続き。
この記事は志賀高原100の難易度・完走率・宿泊・交通について書いた。
なお、大会完走率は2023年、2024年とも54%だった。
志賀高原100の100って大会で雨が降る確率100%って意味じゃないよな。
毎年、雨降ってるじゃん。
2024年の参加大会は以下の通り。
- 5月 彩の国100Km
- 6月 奥信濃100
- 7月 志賀高原100
- 9月 信越五岳トレイルランニングレース
- 11月 房総半島横断レース
なお、トレイルランニング大会の動画は下のバナーから見れる。
志賀高原100の難易度と完走率は?累積標高差4800m
2024年は100Kmの大会4連戦。全てを完走し、マウントフジ100に挑むのだ!
彩の国は109Kmで累積6600m、奥信濃100は100Kmで累積4800m。
そして志賀高原100は100Kmで累積5500m。
これらを比較すると彩の国が最も難易度が高く、制限時間が長い(31時間)
彩の国トレイルランについてはこちら「トレニックワールド彩の国のエントリー・難易度・完走率は?参加結果」
志賀高原100はストック(トレッキングポール)を使える。
志賀高原100の制限時間は26時間だからハセツネカップを高難度にした感じ。
個人的には補給のないハセツネカップの方が辛い。
確実に志賀高原100を完走し、9月の信越五岳トレイルランニングレースにつなげたいものだ。
そうすれば2025年にマウントフジ100も完走できるしな。
しかし、100Kmと100マイルの間に大会がないのは残念だ。
志賀高原100の難易度と完走率は?前泊必須の大会。
志賀高原100の募集は3月から始まる。定員には達しないので、急ぐ必要はない。
また、宿泊必須の大会なので、宿の予約も必要ない。エントリー後は宿泊の案内が来るのを待つだけ。
いつものように楽天トラベルで予約できないが、仕方ない。それより宿争奪戦になって宿なしになるよりよっぽどいい。
と言っても一泊(一人)だと高額だけどな。
ゴール時間によっては二泊すべき。リタイアした場合は後泊する宿を探すことになる(俺みたいに)
前泊は大会からの予約だが、後泊はどこで予約しても良い。
俺はいつも楽天トラベルで予約してる。
志賀高原100は宿泊はロッジ・旅館・ホテルを予約する。
宿の予約は4月下旬から開始される。
宿泊関連費用は以下のようになる(大会往復バスは5500円)
- 前泊、後泊が10500円(2泊で21000円)
- 前日夕食が3000円
- 当日朝食が700円(弁当)
- 大会後の朝食が1500円
現地で支払うのは助かる。エントリーしても参加しない人がいるだろうし。
志賀グランドホテルがすぐ満室になったので、ホテルジャパン志賀を予約した。
相部屋ではないので、他人との宿泊はない。俺は素泊まりだから大量に食料を持ち込む必要がある。
ほとんどの宿はスタート地点に近い印象(長野県下高井郡山ノ内町)
志賀高原100の難易度と完走率は?移動手段は新幹線と高速バス。
志賀高原100にエントリーして宿の状況がわかったら交通手段。
長野駅までは新宿から高速バス、東京駅から新幹線がある。
更に長野駅からバスで受付「志賀高原総合会館98」に向かう。バス停は志賀高原山の駅だ。
(長野駅と志賀高原のバス往復は5500円)
一般のバス(長電バス)もあるが、待ち時間と乗り換えがあるので非効率。なので、大会後は送迎バスを使うべき。
こうゆうときこそお金で時間を買うのだ。そしていち早く疲労回復に務めるべき。
金曜日は長野駅16時15分(東口のユメリアバスパーク)→「志賀高原総合会館98」→一の瀬周辺の宿泊施設に移動。
日曜日は9時30発なので、ゴールしてからバス乗車まで時間がある。
志賀高原100の難易度と完走率は?必携装備とデポバッグ。
主要な必携装備は以下の通り。
- ライトと予備バッテリー(もしくはライト2個)
- サバイバルブランケット
- レインウエア上下
100Kmのトレイルランニング大会に出る選手なら誰でも持ってるはず。
なお、志賀高原100はストック使用可能だ。7割ぐらいの選手がストック使ってた。
大会当日はレインウェア上下とライト2個(予備電池)の確認があった。
ライトの点灯確認はなかったし、レインウェアは収納袋に入ったままでも通過できた。
俺の装備はこちら(ストックは使わない)
美山走希(ウルトラトレイルランナー)の装備。
ゴープロと電池を持つだけでも重く、撮影しながら走るのは大変。なので、ランチューバーになるのはおすすめしない。
志賀高原100の難易度と完走率は?トレイルサーチで選手を追跡できる。
志賀高原100はトレイルサーチで追跡できる。名前かゼッケン番号で選手の通過時間がわかるのだ。
さて、志賀高原100の大会前日。
大会会場ではわずかに装備品の店が並んでいるが、飲食店(キッチンカー)はない。
志賀高原100は出店に期待せず、食料は事前に買ってくるのを推奨する。
前泊はホテルジャパン志賀で、会場から徒歩3分。後泊した志賀グランドホテルだと徒歩2分。
電子ケトルと電子レンジさえあれば飯が食える。
志賀高原100の完走率は54%、高難度だから初心者はやめとけ。
大会前日は17時からどしゃぶりの雨。大会当日、雨はやんだが、悪路は確定している。
志賀高原100は荷物とデポバッグを置く場所が異なる。デポバッグ置き場は会場から徒歩5分。
デポ用の袋は自分で用意する。他の大会で使った袋が最適だ。
猿がいるので、袋はしっかり閉じておくべき。なお、荷物を監視する人はいない。
16時30分にスタートする。16時の段階では暗かったが、だいぶ明るくなった。
志賀高原100は制限時間が短くて高難度!最初のエイドが遠い。
志賀高原100はスタートからストックを使用できる。
スタートから5Kmまでは混戦が続く。なので、ストックを持たない者にとってストックは凶器に見える。
雨と泥で地面をとらえきれなかったストックは後ろの選手めがけて飛んでくる。
ストックの先がスリップして後方選手の方向に跳ね上がる。
だが、10Km付近では集団がバラけるので、少しは楽になる。
霧もあって、最初のエイド(関門)まで景色が見えない。同じ景色が21Km地点(横手山山頂)まで続く。
志賀高原100はゲレンデを逆走し、激坂・急登がたくさんある。
前半はエイド直前が最もきつい。ゲレンデ逆走なので、莫大な時間がかかる。
俺は横手山山頂に10時30分に着いた。この時点で完走できる見込みはほとんどない。
ゼッケンにある地図を見て、自分の移動速度(疲労)を考えると次の関門に間に合わない。
間に合ったとしても走る力はない。なので、横手山山頂でリタイア。
しようと思ったけど、コカコーラ飲んで少し回復したし、下り基調なので進んで見ようと思った。
志賀高原100のコースで咲いているニッコウキスゲを見れる。
下りが多いなら何とかなる。完走できないなら景色だけが楽しみ。
道中のニッコウキスゲを見ながら走る。所々に池がある。
俺は泳げないので、海川池に近づかない方が良い。
そう思いながらたどり着いた35Km地点。ウォータエイドと思ってたが、饅頭などの食べ物があった。
ここは関門はないから自由に通過できる。だが、35Kmからは壁のような登りがあるので、進めたもんじゃない。
実際、先に進んで引き返す選手がいた。
今、13時45分だが、40Km地点に14時30分迄に着くのは不可能。
志賀高原100は毎年雨が降る?泥だらけで時間もない。
こうして志賀高原100は35Kmで終了した。この後の15時30分からどしゃぶりの雨となった。
他のエイドに滞在してる選手は進むに進めない状況だっただろう。エイドから出たくなくなるよな。
俺は車で一ノ瀬の駐車場に移動した。デポバックと荷物を回収。
てか、大会会場にキッチンカーないじゃん(ケバブしか)
どうやら100Kmの選手がゴールする22時以降に店が多かったようだ。
それより、俺は宿を探さなきゃならん。1泊しか予約してないからな。
志賀高原100はリタイアすると後泊の宿がない(1泊と2泊どっち?)
2日目の朝にゴールする俺は2泊すると言う考えはなかった。てか、2泊できないよな。
早速楽天トラベルで予約する。55Kmとか、ほとんどの選手はチェックアウトしてる。
と思ってたが、ホテルジャパン志賀11500円、志賀グランドホテル17000円しか空いてない。
なので、じゃらん
直後、満室になったけどな。
志賀高原100は高難度で、完走率54%!テールエンダーは完走できない。
よく考えたら大会経由での予約は前泊だけで、後泊はどこから予約してもいいんだよな。
なので、前泊は大会公式で予約し、後泊をじゃらん
前泊だけ予約してリタイアしたらじゃらん
さて、彩の国100と志賀高原100は時間切れで終わった(関門閉鎖)
信越五岳も関門に間に合わないだろうな。下の関連記事も読んでくれ!
なお、トレイルランニング大会の動画は下のバナーから見れる。
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