「トレイルランニングのトレーニングメニュー!階段と自転車を併用せよ」の続き。
ウルトラマラソンランナーがいるならウルトラトレイルランナーもいる。どちらも100Km以上の距離を走る。
そこで今回はウルトラトレイルランナーになる方法を書いた。ウルトラトレイルランナーになる人の参考になるはず。
私自身はFTR100と広島湾岸トレイルランを完走している。FUJI100mi2023にも出走する。
ウルトラトレイルランナーの練習方法!山100Kmのトレーニング。
ウルトラトレイルランナーに興味がある。もしくはなりいと思っている。それならそれなりの実績があるはず。
最低でも50Kmの大会を完走してなければウルトラトレイルランナーどころじゃない。
まずは70Kmまでの大会を完走しよう。トレイルランナーの土台がないのに山100Kmは気が早すぎる。
ウルトラトレイルランナーの練習方法!70Kmを完走してるのが前提。
70Kmの大会といえば日本山岳耐久レース(ハセツネカップ)と武尊山スカイビューが有名。
70Kmからは夜間走行があり、100Kmを目指すのに良い経験になる。なので、70Kmの大会を完走するのが最優先。
もし、70Kmの大会を完走済みなら話が早い。あとはトレーニングを積み重ねるだけ。
ウルトラトレイルランナーの練習方法!持久走(LSD)で強化!
では、どんなトレーニングをすれば良いのか?結論、スタミナに特化したトレーニングをすると良い。
70Kmから更に30Km増えるんだからこれまで以上のスタミナが必要。将来的にFUJI100miを目指すならなおさら。
スタミナに特化したトレーニングとはロングスローディスタンス(LSD)だ。
ウルトラマラソンでLSDが使われるが、トレイルランでも有効である。
ウルトラトレイルランナーの練習方法!速く走る必要はない。
LSDは30Kmが基本。速度と時間は気にせず、のんびりゆっくり走る。
30Km走は週1回が理想だが、月3回できれば上出来。
30Km走のダメージが大きいなら途中で休憩すれば良い。最初から最後まで走り続ける必要もない。
そこがウルトラトレイルランナーとウルトラトレイルランナーの違い。トレイルランはいつどこで休憩しても良い。
ウルトラトレイルランナーの練習方法!途中で休憩しても良い。
何を食おうが、何を飲もうが、自由である。大会なら歩くのも立派な作戦である。
大会でエイドステーションがあるように、途中で休憩するのだ。いつものコースなら休憩しやすい場所があるはず。
10Kmずつ自分で休憩場所を設定すれば30Km走で2回休憩できる。ちなみにLSDは舗装路を走ることを意味する。
ウルトラトレイルランナーの練習方法!山での練習は必要か?
では山の練習はしなくて良いのか?結論、しなくて良い。70Kmの大会を完走したってことは最低限、山を走る能力があるってこと。
だから山を走るのにこだわる必要はない。山を走りたいなら走れば良い。あくまで100Kmの大会を完走するのが目標。
順位はどうでも良いから完走だけを目指す。完走できればビリ(最後尾)でも良い。まずは制限時間内にゴールすることが大事。
ウルトラトレイルランナーの練習方法!山で100マイル。
ウルトラトレイルランナーになるには驚異的なスタミナが必要。100Kmならまだしも100マイル(160Km)だからな。
速度は捨てて持久力強化に取り組む。心肺機能が発達すればおのずと速度を持続できるようになる。
つまり、持久力さえあれば速く走ることも可能になる。何よりも長く走る体力づくりを優先し、速度は気にしない。
ウルトラトレイルランナーの練習方法!100マイラーになる。
山を走るウルトラトレイルランナーになることだけを目標にしてる人はいないはず。
100Km走れたら100マイラーになりたいと思うから。
つまり、FUJI100miの完走だ。
国内に100マイルレースが増えてきたとは言え、富士山周辺を走るFUJI100miの知名度と人気は抜群!
実際、国内の100マイルレースで放送されるのはFUJI100miだけ(NHKグレートレースBS1)
国内外の2400人が集結するんだから1度は完走したいものだ。まぁ私は何度でも完走したいし、フィニッシャーベストを部屋に飾りたい(複数)
ウルトラトレイルランナーの練習方法!目標に合ったトレーニング。
FUJI100miを完走しても世界には高難度の大会はいくらでもある。UTMB(CCC・TDS)トルデジアン等。
- 100マイルのウルトラトレイル・レース一覧!完走トレーニング。
- FUJI100mi・KAI70K69の抽選結果発表!エントリーに必要なITRAポイント。
- FUJI100miへの道!コース攻略と練習方法、完走に必要な持ち物とは?
- FUJI100miのコースを制限時間内に攻略できるか?位置情報は応援ナビ。
常に目標を持って上を目指したいものだ。長距離走(LSD)こそが、ウルトラトレイルランナーへの近道!
その他、ウルトラトレイルランナーのトレーニングについては下の記事に書いた。
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