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初富士山で御殿場・富士宮・吉田ルートを登頂せよ!ご来光の輝き。

Mount Fuji Climbing トレイルランニング大会とトレーニングについて書いたカテゴリ。

前回記事「富士登山競走の試走とFuji100mileのトレーニング?山頂でのトレイルラン」の続き。この記事から読むことを推奨する。

8月1日に県内から高速バスに乗車、5時20分にバスタ新宿に到着して6時45分発の富士スバルライン五合目行きに乗る。

所持品はストック・レインウェアの上下・携帯食料(プロテイン)だ。

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初富士山で御殿場・富士宮・吉田ルートを制覇せよ!富士山価格。

Trail running water and food

事前にスーパーマーケットで携帯食料を買っといた。水分は2リットルを確保。(カロリーメイトドリンク2本とソイプラス2つを含む)

荷物が多いので、普通に街なかで使うリュックサックで富士登山する。服装はトレイルランナーなのに普通のリュックの出で立ち。

この姿で岩手山と早池峰山も登った。重い荷物を背負って走ればトレーニングになるし、水と食料への金銭的負担が最小限になる。

初富士山はバスタ新宿から富士スバルライン五合目へ。

Souvenirs of Mount Fuji

8月2日、夜行バスで寝れなかったので、頭痛が激しい。右目も痛いし、腹の調子も悪い。お手洗い付きのバスで良かった。

予想してたが、睡眠不足の影響は大きいな。

富士スバルライン五合目行きのバスではずっと回復を待っていた。

9時20分、不調のまま富士スバルライン五合目に到着。富士急運城郭付近は自動販売機が200円。

お手洗いは無料の場所がある(店舗にあるのは有料)この5合目から富士山料金の始まり。

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8年ぶりの富士山!やるべき時にやらないと人生に後悔する。

初めて富士スバルライン五合目に来たのは富士登山競走の時。2014年7月25日だ。

その時は2時間40分でゴールした(第67回富士登山競走)

当時、富士登山競走はどうでも良く、2013年に世界文化遺産に登録された富士山を見たかった。

あれから8年が経過。なぜ、今まで富士山に登らなかったのだろう?それはいつでも登れると思ってたから。

だが、時間は流れ、状況は変化している。私が見たかった熊本城は2016年4月に壊れ、首里城は2019年10月に燃えた。

後回し、先延ばしにしない人生!気になったらすぐ富士登山。

Mount Fuji Climbing

行ける時に行かないと見れなくなる。なので、富士山に登ることを決意した。富士山だって新型コロナで閉山されたり、火山の爆発で入山禁止になり得る。

行こうと思った時に行くべきだ。そうでなくても人生、何があるかわからない。人生最後の日に「富士山に登っとけば良かった!」なんて思いたくない。

やれる時にやれるだけのことをやっておく。

さて、話は富士登山当日へ。富士山五合目で40分ほど探索する。高山病(高度障害・低酸素症)対策ですぐには登山開始しない。

富士山五合目といっても標高2300mあるからな。

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世界文化遺産の富士山に馬で登る?乗馬は楽しいだろな。

Mount Fuji Climbing

10時に富士登山を開始した。半袖短パンのトレイルランナースタイルだが、荷物は重い。重い荷物を背負うのもトレーニングのうち。

リュックサックに黄色いリストバンド「体調・体温確認済み」を装着。

吉田ルートの序盤は下山者が多かった。山頂で御来光を見た人々が下山してくるのだろうか?達成感を味わう人や、疲労困憊の人がいた。

馬で下山してくる人も珍しくない。6合目までは馬で行けるのだ。世界文化遺産の富士山を馬で登れるなんて楽しいだろな。

初富士山の吉田ルートは観光地?ストックは邪魔だった。

Mount Fuji Climbing

さすが、富士山は登山者が多いだけあって道幅が広い。五合目とは言え、すでに絶景が見える。その後は一般的な山道を入り、登ってゆく。

泉ケ滝から富士山安全指導センターへ。

山というより観光地にいる感覚。これからどんな景色が見れるのだろう?楽しみしかない。周囲の絶景で頭痛のことを忘れてた(笑)

富士吉田ルートはストックを使わずに登る。ストックを使ったらトレーニングにならない。他のルート(御殿場・富士宮)で使うかも知れない。

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初富士山の標高3000m付近は快適な温度で涼しい。

Mount Fuji Climbing

2022年7月は暑いから北海道に行った。けど、富士山の方がよっぽど涼しい。てか、標高3000m付近は快適な温度。

この日は晴れで、街なかなら気温30度以上。

時に絶景を見ながら淡々と進む。いつの間にか7合目に到着。初めて山小屋を見た(花小屋・日の出館・トモエ館)

小腹が空いたので、有機むき甘栗を食う。なんと!袋がパンパンに膨らんでる。中身も増量してくれると嬉しいんだけど。

初富士山は高山病(高度障害・低酸素症)に注意!休憩しとけ。

Mount Fuji Climbing

7合目からが本当の富士登山。ガレ場が多くなり、急斜面になる。そして標高3000m付近から五合目との温度差を感じる。

高山病(高度障害・低酸素症)を気にするが、バスタ新宿にいる時点で睡眠不足の頭痛状態なので、高山病の症状が出てるのかは不明。

今は前進あるのみ!天気が良くて絶景も見える。平日だから登山者は少ない。これならなんとかなるはず。

8月1日~4日までの富士登山にして良かった!

電車とバスの乗車時間が往復19時間でも来て良かった(富士山に滞在したのは2日と3日のみ)

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初富士山の吉田ルートは豊富な山小屋と外国人。

Mount Fuji Climbing

富士吉田ルートは少し登るたびに山小屋が出現する。だから頻繁に買い物できるし、お手洗いにも行ける。

しかも往路と復路はコースが異なる。だから登山者とすれ違うことはない。更にどこからでも御来光を見れる。

山頂まで行かなくても山小屋から御来光を見れるのは楽だ。早朝の山頂は極寒の寒さだし、強風が吹いてるからな。

初富士山は濃霧で天候悪化?トレイルランナーはいないのか?

Mount Fuji Climbing

登っては山小屋の繰り返し。そして標高3000mからは霧が濃くなり、冷たい風が吹き抜ける。

さっきまで晴れてたのに今は霧で景色が見えない。今日の目標は山頂に行ってから八合目まで戻って、上江戸屋に泊まること。

天候が悪化する前に到着するよう前進し続ける。

登山者の3割は外国人の男性。女性は滅多に見かけない。日本人女性も1人で登ってる人は少ない。女性はツアーを利用するんだろな。

服装については99%が登山家スタイル。トレイルランナーはほとんど見かけない。だが、翌日の御殿場コースでは状況が違かった。

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初富士山で有料のお手洗いを体験!100円玉が必要。

Mount Fuji Climbing

8合目の元祖室・トモエ館・上江戸屋を通過する。ここは富士吉田ルートの下山道と合流している。

なので、登りでも下りでも立ち寄れる場所。

8合目富士山ホテルのお手洗いに自動両替機があり、1000円札を100円玉に変えた。

標高3300mにある両替機がハイテクな機械に思える。

富士山は人間と現金のやり取りが主流だからな。ちなみにほとんどの山は現金を持ってても使えないが。

初富士山は濃霧で天候悪化?一刻も早く山頂に登りたい。

Mount Fuji Climbing

8合目、9合目と進む。15時になると周囲に人はいない。他の登山者は下山したか、山小屋に行ったのだろう。

霧が濃くなり、暗雲が立ち込む。今日の天気は「晴れ」の予報だが、山の天気は変わりやすい。早く富士山頂に到着せねば。

水2リットル持ってきたが、半分を消費した。標高が高いと涼しいからあまり飲まない。携帯食料も少しずつ食べた。

水と食料は大量に持ってきたから安心。富士山価格で買いたくないからな。

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初富士山は初日に登頂成功!だが、雨が振りそう。

Mount Fuji Climbing

9合目の手前にある御来光館を通過した。御来光館は山頂に近いだけあって予約が取れない。必要なら1ヶ月前に予約すべき。

そして富士山頂に到着。本来ならお鉢めぐりか、剣ヶ峰に登る予定だった。今はそんなこといってられない。

どちらにしても濃霧で景色が見れない。てか天候悪い。16時だし、8合目の上江戸屋に戻ろう。富士吉田の下山ルートを進む。

GPSの時計とスマートフォンを使ってるとあっという間に電池がなくなる。事前にモバイルバッテリーを買っとこう。

初富士山は大雨で靴も靴下も濡れた。雷と噴火の恐れ。

Mount Fuji Climbing

海辺の砂が大量にある。そんな場所を下ってゆく。やがて雨が降ってきた。レインウェアの上下で雨は問題ないが、靴と靴下は濡れた。

それにしてもストライクトレイルフーディーとベンチャーパンツのセットは使える奴だった。軽くて動きやすい。

いつ雷が発生してもおかしくないと思ってたら上江戸屋に到着できた。1泊2食付きで9000円。意外とクレジットカードを使えた。

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初富士山は一泊二日の2食付きで9000円(上江戸屋)

Mount Fuji Climbing

部屋は雑魚寝と変わらない。寝袋だけのスタイル。これで9000円?と思うが富士山価格なので仕方ない。

てか、8合目トモエ館は満室だった。

上江戸屋に泊まれだだけでも救いだ。食事はカレーライスと水。水は先に支給された分だけで追加できない。

カレーライスも成人男性が満腹になる量じゃない。山小屋は補助的な場所と考え、水と食料は持参しよう。

お手洗いは200円だが、宿泊者は100円で利用できた。

初富士山の山小屋は宿泊者の話し声・いびき・騒音で眠れなかった。

Mount Fuji Climbing

山小屋で寝れば頭痛が治る。そう思ってたが、残念な結果に。宿泊者の話し声・いびき・騒音で一睡もできなかった。

20時に横になり、寝れないまま4時になった。4時から御来光を見るんだ!

10人ほどの登山グループが山頂に出発した。山頂の途中で御来光を見るんだな(時間的に山頂には行けない)

俺は頭痛と睡眠不足がひどいから上江戸屋で御来光を見る。なんたって2日間寝てない。4時30分になると周囲が明るくなってきた。

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初富士山のご来光!吉田ルートならどこからでも見れる。

Breakfast at Kamiedoya

宿泊者たちが集まり、写真と動画撮影してる。もちろん、俺も記録を残す。4時30分には朝食を済ませた。

御来光にはまだ時間がある。いつも観光とかトレイルランニング大会では素泊まりだから2食付きは新鮮な気分。

そして、4時45分に日の出となった。

人生で日の出を見たのは初めてだ。天気予報もそうだが、今日は晴れて良い景色が見れる。そう思わせてくれる。

なお、富士登山の装備とコースについては下の記事に書いた。

初富士山で御殿場・富士宮・吉田ルートを制覇せよ!ご来光の輝き。

Mount Fuji Climbing

御来光を見たら再び眠る(横になる)少しでも睡眠不足を解消したい。今なら他の登山者が少ないから少しは眠れるかも。

6時頃には登山者はいなくなってた。チェックアウトは7時なので、6時50分まで横になってた。

ギリギリまで回復を重視しただけあって頭痛がなくなった。これで富士宮と御殿場ルートも攻略できる。

お鉢めぐりも剣ヶ峰も制覇できる。下のの記事に続く。

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