「伊豆半島ジオパークの魅力は?一周ドライブでジオサイト観光」の続き。
中伊豆観光で有名なのが「修善寺温泉」だ。日本人だけでなく、外国人客も多い。
あまりにも有名なので、この記事では割愛する。だが、場所を間違ってくる外国人が多いので、そこだけは書いておく。
この記事で紹介する場所は以下の通り。
- 浄蓮の滝
- 鉢窪山
- 滑沢渓谷・太郎杉
- 八丁池・カワゴ平
- 天城隧道(天城峠)
- 天城山(万二郎・万三郎山)
- 三筋山(稲取細野高原)
- 金冠・達磨山(ゆるキャン△聖地)
- 伊豆三山(城山・葛城山・発端丈山)
登山(ハイキングコース)が多いものの、滑沢渓谷と三筋山のように散歩で行ける穴場もある。
中伊豆観光で自然体験!定番は修善寺と浄蓮の滝、穴場は鉢窪山登山
Googleマップに表示される場所は「修善寺」ではない。
地図に表示される場所は「伊豆市観光協会中伊豆支所」(ジオリア)であり、修善寺ではない。
修善寺は「伊豆市観光協会中伊豆支所」(ジオリア)から歩いて10分から15分かかる。
車の場合は有料駐車場に停めることとになる。と言っても日本語で書いたら外国人、読まないよな(笑)
なお、この記事は私の体験談である。
世界遺産「韮山反射炉」は江川英龍が作った!(江川邸)
韮山反射炉(にらやまはんしゃろ)とは、静岡県伊豆の国市にある、日本に現存する数少ない反射炉の一つです。
鉄を溶かして大砲などを鋳造するための炉を「反射炉」という。
韮山反射炉の特徴建設の背景幕末(江戸時代末期)、西洋列強の脅威に備えるため、江戸幕府が国内での大砲製造を進めた。
韮山反射炉は、江戸幕府の代官江川英龍(えがわひでたつ)が建設を進め、息子の江川英敏(えがわひでとし)の代に完成した。
江川邸と韮山反射炉を同日に見ると良い共通入場券があるからな。
浄蓮の滝は200段の階段がある。運動不足だと登るのが大変。
浄蓮の滝は階段を下るとある。周辺に釣り場所とわさび畑がある。
階段は200段ほどあるので、運動不足の人は苦しむ。浄蓮の滝は日常的位に運動してるかわかる診断場所なのだ(笑)
この現象は山形県の山寺でも見られる。いかに運動不足の人が多いかわかる。
日本には多くの「滝」があるのになぜ、浄蓮の滝なのか?それは火山ならではの風景が見れるからだ。
溶岩が固まってできた柱状節理と浄蓮シダ(ハイコモチシダ)だ見どころだ。
浄蓮の滝の近くにある鉢窪山が噴火(約1万7000年前)して浄蓮の滝ができた。
鉢窪山は登山者にとっては穴場だ。標高が820mだが、道迷いに注意だ。
道の駅「天城越え」から滑沢渓谷と太郎杉を散歩(ハイキング)
浄蓮の滝の次は滑沢渓谷だ。滑沢渓谷は道の駅「天城越え」から徒歩20分から30分ほど。
滑沢渓谷は天城山の山中を流れる渓谷であり、滑沢渓流瀑(なめさわけいりゅうばく)と呼ばれる水の流れが美しい。
自然を感じながら散歩できるので、観光客が多い。滑沢渓谷からさらに30分歩くと太郎杉がある。
樹齢450年以上あり、高さ約50メートル・幹周り約13.6メートルと、伊豆半島屈指の巨木だ。
なお、太郎杉の周囲は柵で囲まれ、近づけない。
八丁池・天城峠登山?天城山ループ橋から駐車場へ。
天城山はかつて火山活動が活発だった場所で、その火山活動の影響でできた地形に雨水や湧き水がたまってできたのが八丁池。
別名、「天城の瞳」と呼ばれる美しい景勝地だ。
八丁池の駐車場は複数ある。バス停の駐車場は10台、登山口から入ってくと8台ほど駐車場所がある。
道幅は狭いので、俺は水生地下に駐車した。上に行って駐車できないと悲惨だ。
なお、八丁池への道はふさがれており、車では上がれない(歩行者は通れる)
バス停の駐車場から上がると、八丁池と天城峠の分岐点がある。
天城峠から八丁池に向けて周回するのが定番だが、時間がないので時計回りで進む。てか、序盤は舗装路しかない。
地下生バス停の駐車場から天城隧道と天城峠へ!(ハイキング)
天城隧道は明治時代、伊豆半島の交通の便を向上させるために建設された。
すべて切り石を使って造られたトンネルで、当時の土木技術の粋が集められている。
1970年に新しい天城トンネル(国道414号)が開通し、現在は旧道として利用されている。
バイクや車が走行できるものの、狭いトンネルなので、歩行者に注意。
なお、国の登録有形文化財に指定されており、歴史的価値が高い。
天城山(万二郎・万三郎山)から三筋山へトレイルランニング
天城山(万二郎・万三郎山)は日本百名山であるものの、がっかり百名山とも呼ばれている。
日本百名山だからこそ多くの登山者が期待して天城山に登る。そして、期待外れだからがっかりする。
そして天城山はがっかり百名山と呼ばれるようになった。
がっかり百名山であっても多くの登山者が訪れる。天城山の人気は抜群なのだ!
だからこそシャクナゲの時期は駐車場が満車になる。4月、5月に天城山に登るなら平日が良い。
天城山(万二郎・万三郎山)から三筋山へトレイルランニング?
三筋山は天城山から行けるが、細野高原から行くのが定番。
だが、細野高原までの道が狭くてすれ違いに苦労する。普段は無料の駐車場だが、すすきの時期は有料になる。
細野高原から三筋山への道は舗装路で繋がっている。だから私服で気軽に歩ける。
桃野湿原と巨大風車は見ておくべき。
なお、稲取細野高原はゆるキャン△の聖地でもある。
金冠山と達磨山で富士山を見る!レストハウス駐車場からハイキング
金冠山と達磨山は達磨山レストハウスから行ける。一般の観光者はレストハウスの展望台から富士山を見て終わり。
だが、金冠山(標高816m)と達磨山(標高982m)に登ればそれ以上の景色が見れる。
金冠山はレストハウスから30分、達磨山は1時間のコースタイムだ(片道)
なお、達磨山は「伊豆トレイルジャーニー」のコースであり、ゆるキャン△の聖地でもある。
伊豆三山(城山・葛城山・発端丈山)ハイキングコースで縦走する。
中伊豆の名所は天城山と達磨山だけではない。伊豆三山と言う山がある。
伊豆三山は城山・葛城山・発端丈山の総称で、特に城山は登山者が多い。
かつて、伊豆三山は縦走できたが、葛城山が封鎖されたため、行けるのは城山と発端丈山だけとなった。
まあ葛城山は2500円払えば山頂に行けるけどな。
それなら観光客のように下から往復3500円で登った方が良いかも?
上の動画は観光客としてロープウェイで往復したものだ。
中伊豆観光で自然体験!定番は修善寺と浄蓮の滝、穴場は鉢窪山登山
この記事で紹介した中伊豆観光で自然体験できる場所は以下の通り。
- 浄蓮の滝
- 鉢窪山
- 滑沢渓谷・太郎杉
- 八丁池・カワゴ平
- 天城隧道(天城峠)
- 天城山(万二郎・万三郎山)
- 三筋山(稲取細野高原)
- 金冠・達磨山(ゆるキャン△聖地)
- 伊豆三山(城山・葛城山・発端丈山)
登山(ハイキングコース)が多いものの、滑沢渓谷と三筋山のように散歩で行ける穴場もある。
紹介した全部を観光するのは1週間はかかる。だから動画を見てどこに行くか決めてくれ!
伊豆半島の観光については下の記事に続く。
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