この記事はトレイルランニングで使いそうで使わないストック(トレッキングポール)について書いた。
ストック使用時のメリットとデメリットを書いた。
結論、絶対に完走したい大会ならストックを使うべき。
トレイルランにストックは必要?邪魔になる?耐久性と使い方。
ストック(トレッキングポール)を持つデメリット。
まず最初にストックを買う手間暇が発生する。どのストックを買うのか?
ストックを選ぶのに時間がかかるし、費用も発生する。
ストックの相場は1万円前後。トレイルランニング用だと1万5千円はする。
と言ってもストックを1度買えばなんてことない(後半でシナノ製品を紹介)
私はストックを買ってから3年以上使っている。だからかなりの期間使えることになる。
トレイルランにストックは必要?邪魔になる?登山で使い方を学ぶ。
ストックを買ったら買ったで問題がある。あなたがストックを使いこなせるかどうかだ。
買っても使えないストックはただの重りである。だから山での練習が必要だ。
まぁストックさばきは簡単なので、気にする必要はない。
人によってはぶっつけ本番でも大会でも使える。ストックを使うってことは高速で走らない(走れない)ってこと。
だから登山・トレッキング・ハイキング気分で歩くことから始めよう。
トレイルランにストックは必要?邪魔になる?ザックへの装着。
次の難点がザックに付けられないこと。自分が使ってるザックにストックを装着できるか見てみよう。
ストックはそれなりに重いので、山を走ると揺れて落ちる。
ザックにストックの収納場所がないなら別売りのアクセサリーを使う方法もある。
もしくはサロモンのベルトに装着する。いずれにせよ出費と装備の重量が増える。
トレイルランニングは軽さが大事。それでもストックを持つべきか考えよう。
サロモンのベルトはこちら「ウエストバッグ、アドバンススキンベルトとレースフラグをレビュー!」
トレイルランにストックは必要?邪魔になる?雨の日は必要。
さて、ストックの技術編。
ストックの力を最大限、発揮するのが山での登り。登りを手足4本の力で登れるのはかなり楽になる。
車なら2WDと4WDほどの違いがある。
下りもストックがあると楽だ。どんな激坂でも4本足なら安定して走れる。
だが、平地は問題だ。平地と舗装路はストックが邪魔になる。
ストックは登りと下りは楽になるが、平地は重りになる。
シナノのトレイルランポール13.6プロとブラックダイヤモンド比較。
トレイルランにストックは必要?邪魔になるからいらない?
ここまでの話をまとめる。ストックを持つと以下のデメリットがある。
- ストック選びに時間がかかる。
- ストックを買う費用が発生。
- ストックに慣れる時間が必要。
- 楽だから手放せなくなる。
- ザックにストックを装着できない。
- 使える大会が少ない。
- 平地でストックが邪魔になる。
- GPS時計を操作できない(両手がふさがる)
次はストックを持つメリット。
- 耐久性があり、3年から5年は使える(シナノ製ストック)
- 山の登りと下りが楽になる。
- 雨でも安定して走れる。
雨が降ると山はスケートリンクとか泥の滑り台のようになる。そんな時でもストックがあればスリップを最小限にできる。
トレイルランにストックは必要?邪魔になる?重くてかさばる。
こんな感じでストックを使うメリットとデメリットがある。だが、冒頭に書いたように絶対に完走したい大会なら使うべき。
サロモンとノースフェイスのザックはストック装着可能な物もある。
しっかりとザックに固定しよう。あとストックは左右均等に固定しないと走りに悪影響が出る。
山を走るとザックが左右に揺れてとても走りづらい。なので、ザックに対して縦に付けるより横に付けた方が安定しやすい。
なお、ノースフェイスのザックについては下の記事に書いた。
トレイルランにストックは必要?邪魔になる?登りと下りは楽になる。
山でストックを使うと登りと下りが楽になる。時には1/2とか1/3の力で進める感覚になる。
なので、最小限の体力でゴールに進める。だから精神面と肉体面の両方に効果をもたらす。
ストックがなければ完走できない大会でも、完走する確率が高まる。
難点はストックで両手がふさがること。道中は食べ物で補給したり、GPS時計を操作できない。
GPS時計の画面切り替えとかルートナビゲーションの操作ができなくなるので要注意。
トレイルランナーが使うべき時計はこちら「ガーミンとスント6種比較!トレイルランナーはどっちのGPS時計を買う?」
トレイルランにストックは必要?邪魔になる?折りたたみを選ぶ。
ストックを使うと高速で走りづらい。そもそもストック分が重くなるし、いつものように腕振りできない。
70Kmクラスの大会だとドロップバッグがない。だからストックを収納したり、取り出したりできない。
スタート時にストックを持ったらゴールまで持ち続ける必要がある。
それでもストックを使うなら「シナノ」がおすすめだ!
軽くて折り畳めるからそんなに邪魔にならない。トレイルランニング用に作られてるから当然といえば当然だが。
シナノのストックはこちら「シナノのトレイルランポール13.6プロとブラックダイヤモンド比較」
トレイルランにストックは必要?邪魔になる?(トレッキングポール)
まぁ折り畳めないストックは持ち運べないからな。
日本山岳耐久レース(ハセツネカップ)なんかは最初の20Kmまでは使えない。
大会によってはスタート時からストックを活用できないのだ。
だからストックを装着できるザックを用意しよう。おすすめはサロモンのアドバンススキン12セットだ。
このザックは最初からストックを装着する前提で作られてる。腰部分にストックを横に付けれるのだ。
ソフトフラスク2個が標準装備なのも嬉しい。
トレイルランニングのザックについては下の記事を見てくれ!
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