ロードバイクのスプロケット(段数)に迷っている。
どのギア比が自分に合っているのだろう。この記事ではそんなロードバイクのギアについて書いた。
ロードバイクで主に使われるのは28T・30T・32Tだ。数字が大きいほど坂に強く、小さいほど平地で力を発揮する。
結論、こだわりがなければ初期装備のギアで良い。
ロードバイクの段数どうする?スプロケットは32T?
坂道を頻繁に登るなら32Tが楽。
ヒルクライムレースに出るなら32Tにすべき。32Tのスプロケットは別名、ワイドレシオと呼ばれる。
ワイドな歯数だからワイドレシオ。だから幅広い地形で活躍する。と言っても歯数が飛び飛びになるので、細かいシフトチェンジはできなくなる。
まぁ慣れてしまえば何とも思わないが。
逆に平坦しか走らないなら32Tはいらない。28Tにした方が快適なシフトチェンジで走行できる。
ロードバイクの段数どうする?スプロケットは28T?
28Tは平坦を走るのに向いている。別名クロスレシオと呼ばれ、対応範囲が狭い。速さを追い求めるスピードライダーには必須のギア。
クリテリウムに出るならクロスレシオに限る。ワイドレシオではギアを使い切れないからな。速度重視、坂は登らないそれなら28Tに確定。
だが、大会で使わないなら28Tでなくても良い。普段、ロードバイク乗る時に激坂に遭遇すると28Tはかなりきつくなる。
ロードバイクの段数どうする?スプロケットは25T?
スプロケットは25Tもあるが、これはレース専用である。日常生活で25Tを使うのは不便。ロードバイクでトレーニングするならなおさら。
趣味レベルのライダーが手を出す物じゃない。まぁお金に余裕があってスプロケットにこだわりがあるなら別だが。
平坦をぶっ飛ばしたい。スプリンターとして活躍したい。きめ細かいシフトチェンジを実現したい。25Tはそんな人が使う物だ。
ロードバイクの段数どうする?スプロケットは30T?
そこで出てくるのが30Tのギア。28と32Tの間だから万能なシフトチェンジが可能!ではない。30Tはどっちつかずで使いにくい。
てか、わざわざ30Tを買う必要がない。平坦も坂道も中途半端。これなら最初からロードバイクに付いてるギアで良い。
スプロケットは105でも5千円前後するからな。アルテグラなら7千円前後になる。30Tのギアに金を使うくらいなら別の部分に金を使うべき。
ロードバイクの段数どうする?クロスレシオとワイドレシオ。
クリテリウムでスピード勝負するなら28T。ヒルクライムで坂を登るなら32T。大会やサイクルイベントに出ないなら初期装備のギア。
冒頭に書いたようにこだわりがなければ最初からロードバイクに付いてるギアで良い。スプロケットは高価だからな。
スプロケットは買いたい。けど、どれにすればいいのかわからない。それなら32Tを買おう。ワイドレシオを買っとけば間違いない。

「シマノ・ソラからアルテグラに乗り換えた感想!コンポーネント比較」の記事に続く。

「カセットスプロケット28Tと32Tの違いを検証!(CS-R8000・CS-5800)」の記事も読んでね!
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