毎年9月はツールド東北が開催される。宮城県石巻市で開催される超人気大会だ。ロードバイクライダーのみならず、ボランティアや家族連れも多数訪れる。

そんなツールド東北最長コースが気仙沼フォンドの210Kmだ。それなりに鍛えたライダーでなければ完走できない。その一方、長距離を走るイベントが「ブルベ」だ。
ブルベの最低距離は200Kmで、最長1200Kmを超える場合もある。そんなブルベだが、今回は400Kmの完走を目指した記事を書く。400Kmに挑戦するライダーなら200と300Kmは走破しただろう。
400Kmのブルベは夜通し走る。
400Kmは速い人で16時間、遅い人で25時間以上かかってでゴールする。夜10時間以上走行するからにはそれ相応の装備が必要だ。一番必要なのが前照灯(フロントライト)だ。
故障した時の為に2個は必要。もちろん交換用の電池も準備しよう。前照灯はジェントスのライトがお勧め。
広い範囲で明るく照らすし、電池持ちも良い。それでいて耐久性も抜群ならジェントスのライトを使うしかない。ライトに使う乾電池はマンガンやアルカリではなく、充電式を使おう。
充電式の乾電池は最初の費用は掛かるが、長期的に使ってくとマンガンやアルカリ電池を使うより安上がりになる。私が使ってるのはパナソニックのエネループだ。購入時に既に充電済み。

買ってすぐ使えるし、充電回数は2100回程耐えられる。何より有名メーカーなので安心だ。もし充電器が無ければ充電器と充電池がセットになったエネループ・ファミリーセットがお勧め。
夜間は集団走行を心がける。
夜にロードバイクで走行するのはかなり危険だ。車道を走るなら尚更で、ロードバイクに乗ってる方は良くても自動車からロードバイクは非常に見えにくい。なので、夜ロードバイクで走行するなら集団走行しよう。

集団なら明るいし、自動車からも目立つ。道にも迷わないし、良いことだらけだ。ブルベには必ず通貨すべきチェックポイントがある。

チェックポイントは通常コンビニエンスストアになっていて、商品購入時のレシートが通過時間の証明になる。コンビニエンスストアでじっくり休むのも良いが、ブルベに慣れてきたら滞在時間を短縮してすぐ出発したい。
コンビニエンスストアで時間短縮。
何故ならブルベのような長距離走行に慣れると、ロードバイクを運転しながら休憩する事が可能になる。つまり、コンビニエンスストアに長時間滞在すると失った時間を取り戻す為に速度を上げる必要がある。
だが、コンビニエンスストアをすぐ出発すればロードバイクでゆっくり走行できるから急がず、ゆっくりペースで体力を回復できるのだ。なので、コンビニエンスストアでは電子マネーを使いたい。
コンビニで活躍する電子マネー。
楽天エディならセブンイレブン・ローソン・ファミリーマートで使えるし、小銭を持つよりカード1枚持った方が軽くて済む。ナナコカードではセブンイレブンしか使えない。なので、楽天エディを所持して時間短縮と軽量化に努めよう。

また、チェックポイントとなるコンビニエンスストアでは商品が売り切れになり、トイレも混雑する。なので、コース途中にある公衆トイレや店で済ませておくのも重要だ。

ブルベ400Km完走基準は平均25Kmの速度で走る事。休憩時間を短縮できれば最低20Kmの速度でも完走できる。何処でどれだけ休むかがブルベ400Km完走の鍵なのだ。

「ロードバイクの醍醐味はブルベにあった!女性も参加200Kmの完走方法」の記事もどうぞ。






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