テレビのドキュメンタリー番組をよく見る。アスリートの輝石・アスリートの魂・裸のアスリートと行った番組だ。
登場人物もサッカー安藤梢選手・カーリング吉田知那美選手・競輪小林優香選手・ボクシング藤岡奈穂子選手と見応えのある番組だ。
次はボクシング黒木優子(玄海の舞姫)を放送して欲しい。
今回、アスリートの魂で放送されたのが、「終わりなき挑戦・視覚障害者ランナー道下美里」である。
パラリンピック金メダルを目指す道下美里選手。
身長が144Cmの為か年齢より若く見える。障害者アスリートで私が知ってるのは走り幅跳びの佐藤真海選手だけだ。
初めてフルマラソンを走った時、視覚障害者と伴奏者が組になって走っているのを見た。(福島県茂庭っ湖マラソン)
障害者も大変だろうがあらゆる状況に対処する伴奏者も大変だろうな~と思った。ハセツネ30Kでも障害者の方が出場して完走したみたいだ。
道下美里選手プロフィール 1977年生まれ福岡県太宰府市在住。
中学校在籍中右目の視力を失う。それでも短大まで卒業し、働きながら調理師免許を取得。調理師としてこれからというときに左目も発症。彼女の病気は日本人約三万人に一人が発症するという膠様滴状(こうようてきじょう)角膜ジストロフィー。角膜にアミロイドという物質が溜まって視覚障害を起こす。視力は0.01以下。
道下選手は角膜の病気の為、25歳で視力のほとんどを失って30歳を過ぎてマラソンを始めた。主婦をしながら行う練習のノルマは月間400km。
雨風の日も休まず走り続ける。道下選手に欠かせないのが50cmのロープを握り合って走る伴走者の存在だ。
道下選手の力を最大限引き出すため、リズムを崩さない歩幅や腕の振り方など工夫を重ねてきた。4月のロンドンマラソンで世界一になれたのか。道下選手と伴走者の挑戦を追う。
調理師からパラアスリートへ。
調理師免許を取得した矢先に失明するとは人生は非情なものだ。調理師の仕事を辞めても(目の見えない状態で)結婚して料理をする事に変わりはない。
盲学校でマラソンに出会い、光を見出したようだ。ブラインドランナーの誕生である。
私もトレイルランに出会ったことで人生を変えれたからその気持は良く分かる。月間走行距離が最低400Kmって私の10倍だ(・_・;)
ロードバイクでも月間400Km走行してるか微妙。
道下美里選手が走るには協力者が必要。
とは言え、毎日のトレーニングメニューが決まっていても伴奏者が来れなくなると走れない。
世界の頂点を目指すランナーがトレーニングメニューを変更せざるを得ないのは非常に残念だろう。
私の場合は疲労でトレーニングできない日があるが、苦痛をぐっと抑えて回復に専念している。
休養はとても重要だが、毎日トレーニングしてるとそれが当たり前になるからな(^^♪
目が見えなくてもサブスリー達成。
こうした道下美里選手の努力によって防府読売マラソンを2時間59分21秒で快走し、初めて3時間を切った。次の目標は聴覚障害者の国際競技大会「デフリンピック」。
なんでもパラリンピックで戦うには3時間内で完走する必要があるそうで番組では1Kmあたり4分15秒で走る姿が写されていた。
1km4分って…(・o・)もし一緒に走ったら私がハーフマラソンをゴールする頃に道下選手はフルマラソンをゴールしてる訳だ。
出版されてる本は「一緒に走ろう」だが、(道下美里選手が速すぎて)とても走れそうにない(笑)
ではなくて、道下美里選手を見てマラソンを始める人もいるかも知れない。リオデジャネイロ・パラリンピックの舞台でマラソンを走る姿を是非見たいと思う。
私も過酷なトレーニングを見習ってマウントフジ100への修行をせねば(^^)
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