前回記事「会津磐梯山でトレイルラン?登山ルートの確認とトレーニング20Km」の続き。
前回は翁島登山口から20Kmのトレーニングを実行した。今回は猪苗代登山口から裏磐梯登山口に向かうトレーニング。
できればイエローフォールとバンダイクワガタを見たい。
今回、使ったトレイルランの装備は以下の通り。
雪解け後の磐梯山を縦走!猪苗代登山口からトレイルランニング。
前回は磐梯山・猫魔ヶ岳・厩岳山と縦走したが、今回は赤植山を登頂すれば良しとする。
磐梯山は雪解け後で、移動に支障ないことを確認済み。本日6月13日は天気が良くなることもわかっている。
宿泊先から猪苗代登山口の7Kmを歩く。猪苗代登山口の駐車場には誰もいなかった。平日だからだな。
スキー場のゲレンデを直登する。
雪解け後の磐梯山を縦走!猪苗代登山口からゲレンデ直登。
翁島登山口よりは楽なコースだ。開放的な空間を登れるからな。進んでくと2名の登山家がいた。
人が多ければそれだけ熊に襲われにくくなり、コースロストも防げる。猪苗代登山口からのコースも走れる場所はない。
なので、のんびり歩いて登った。
翁島登山口より楽だが、楽しめる景色がないのも同じ。赤植山はどんな景色だろう。
雪解け後の磐梯山を縦走!赤植山の宝石に魅了される?
先行してた2名の登山家は磐梯山に向かったが、私は赤植山に向かう。なので、分岐で離れた。
これで追い越す必要がないし、マイペースで進める。
赤植山に近づくほど地面に小石が多くなる。その小石は赤やオレンジの鮮やかな色が付いている。
まるで山の宝石のようだ。本物の宝石より赤植山の石の方が魅力的だ。
雪解け後の磐梯山を縦走!バンダイクワガタ(磐梯鍬形)発見。
何気なく歩いてると紫の花が咲いていた。よくみると「バンダイクワガタ」だった。ようやく見つけた。
画像で見た時はもっと大きいと思った。花の中心から2本の角が伸びてるからクワガタ(鍬形)と命名された。
赤植山の山頂ではなく、その手前に咲いてた。磐梯山の固有種。
バンダイクワガタを見ることと、赤植山の登頂。これでやるべきことを2つ減らせた。
雪解け後の磐梯山を縦走!赤植山から沼ノ平分岐へ。
赤植山の山頂には標識がない。風が強いので、先を急ぐ。バンダイクワガタの写真撮影で10分は使ったな。
沼ノ平への道のりは色んな花が咲いていた。でも前後に誰もいない。やはり平日だからか?
沼ノ平の分岐は櫛ヶ峰に向かって進む。そこからは火山の爆発を感じさせる景色が広がる。
山だけでなく、絵原湖と秋元湖も見える。壮大な景色だ。ある意味、磐梯山の山頂より櫛ヶ峰からの景色が凄いな。
雪解け後の磐梯山を縦走!イエローフォールへの道がない?
櫛ヶ峰付近は風が強くて寒くなる。櫛ヶ峰に登りたい気持ちはあるが、正式な登山ルートじゃない。
ヤマレコの簡易ルート作成にも入ってない。見るからに危険な場所だ。
あくまでトレイルランのトレーニングで来てるので、危険な場所に行く必要はない。そのまま先に進む。
目指すはイエローフォールだ。
雪解け後の磐梯山を縦走!裏磐梯登山口にも行きたいが…。
だが、イエローフォールに行くにはかなり降りないと行けない。とりあえず降りたが、イエローフォールへの道がない。
ヤマレコのアプリの示す場所に道はない。少し進んで見たが、遭難しそうなので引き換えした。
無事に帰るのが最大の目的だからな。裏磐梯登山口にも行きたいが、時間がない。なので、櫛ヶ峰に戻ることにした。
雪解け後の磐梯山を縦走!黄金清水と弘法清水の水場がある。
櫛ヶ峰への急登を登るのもトレーニングになるはず。そして櫛ヶ峰に到着。ここから磐梯山の山頂に向かう。
歩いてて気が付いた。ここにもバンダイクワガタがある。
花と周囲の景色を撮影して磐梯山へ。途中に黄金清水と言う水場がある。
透明で冷たい水なので、夏場は重宝する。山頂手前の弘法清水にも同様の水場がある。
弘法清水では鐘も鳴らせる。
そこから徒歩30分で山頂だ。山頂には2日前にも来たが、今日は平日なので人が少なかった。
雪解け後の磐梯山を縦走!天鏡台(昭和の森)でトレイルラン。
その後は翁島登山口に向かう。翁島登山口のコースは急登で危険なので一瞬でも気が抜けない。
翁島登山口のコースについては前回の記事に書いた。「会津磐梯山でトレイルラン?登山ルートの確認とトレーニング20Km」
慎重に下山して翁島登山口に到着。だが、トレーニングはまだまだ続く。
この後は天鏡台(昭和の森)で適当に走った。絶妙なコースでトレイルランニングに最適!しかも誰もいない。
雪解け後の磐梯山を縦走!天鏡台(昭和の森)から磐梯山牧場へ。
天鏡台(昭和の森)からは磐梯山牧場に出て、セブンイレブン磐梯店に行った。かなり腹減ってるからな。
携帯食料だけでは食った気がしないし、夕食と夜食も確保したい。
磐梯町では買い物が大変だからな。移動手段は自分の足だけだからこの際に買っとく。
その後は宿泊先まで走って帰る。
雪解け後の磐梯山を縦走!天子山地と杓子山をイメージして登る。
今日は10時間トレーニングして1時間の休憩。距離31Km・登り1953m・下り1914m。
会津磐梯山はどのコースも走れる場所がない。てか走ったら崖から転落しかねない。だから歩く頻度が高くなる。
その結果、あまりトレーニングにならないと言う悪循環。だが、赤植山と櫛ヶ峰周辺の景色は良かった。
2022年はFUJI100miに出るから天子山地と杓子山をイメージして登ってた。
FUJI100mi前半の天子山地と後半の杓子山を攻略しないと感想できないからな。
今回の動画はこちら。
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