「野沢温泉トレイルラン６５Km完走？第二セクションからゴールまで」の続き。
The 4100Dマウンテントレイル in 野沢温泉を完走したので使用した装備と攻略情報を書く。
実力のあるトレイルランナーには参考にならないが、初心者には役立つ。
野沢温泉トレイルラン６５Kmに参加するか迷っている。
もしくは参加するので攻略法を知りたい。そんな選手の役に立てれば幸い。
The 4100Dマウンテントレイル in 野沢温泉の制限時間は１８時間。だが、意外と余裕はない。
野沢温泉トレイルランの装備と攻略方法を知りたいんだ。２０２１年は１４９人もリタイアしたし。
マウンテントレイル野沢温泉６５Km完走時の装備。
野沢温泉トレイルランの必携品については大会パンフレットを読めばわかるので割愛。
純粋に大会であった方が良い装備品を紹介する。野沢温泉トレイルランは７月中旬に開催されるから晴れるとかなり暑い。
２０２１年は常に３０度を超える状態だった。なので暑さ対策が必要。
帽子で日差しを防ぎ、ソフトフラスクやハイドレーションで水分を確保する。多くの水分を消費する選手はより多くの水を所持しよう。
大会後に買ったトレイルランニングのザックはこちら
- ＴＲ１０のサイズ感は？ノースフェイスの新作ザックを評価レビュー。
- サロモンセンスプロ１０のサイズ感は？トレイルランザックレビュー。
- Fuji100mileはサロモンのザックがおすすめ！容量１２ＬのＡＤＶ ＳＫＩＮ。
- トレイルランニングザック５選！山を走って揺れないベスト型。
- トレイルランニングの始め方！ウェア・ザック・シューズの選び方。
私はワコールの帽子を使ってるが、ノースフェイスもおすすめ。帽子は必ず持とう。
暑いと所持する水も多くなるね。途中で自動販売機あるけど希望のドリンクが買えないとか…。
マウンテントレイル野沢温泉６５Kmのエイドステーション。
野沢温泉トレイルランのエイドは水とバナナしか出ない。
オリンピック・スポーツパークには飴とキュウリがあったが、エネルギー補給にはならない。
なので、出走前にオリンピック・スポーツパークに置いておくのが良い。
野沢温泉街で食料の調達は難しいので飯山駅前のスーパーマーケットで買っておこう。
少し多めに買って、スポーツパークに置いておけばスタート後に２回補給できる。いわゆるドロップバッグだ。
スポーツドリンクもおすすめ。
水とバナナだけで６５Km走破するのは難しい。コカコーラ・アクエリアス等のドリンクと固形物を準備しよう。
オリンピック・スポーツパークにドロップバッグね…。荷物の監視役はいないので、貴重品は置かないように。
マウンテントレイル野沢温泉６５Km！シナノ製ストック。
野沢温泉トレイルランはストック使用可能。スタートから６Kmを通過すると林道になるのでそこから使える。
少しでも楽に完走したいと思うならストック必須。感覚としては７割の選手が使っていた。
特にシナノ製のピンクとゴールドのストックの使用率が高い。ストックがあれば登りも下りも楽になる。
おすすめのストックについてはここに書いた。
「シナノのトレイルランポール１３.６プロとブラックダイヤモンド比較」完走目指すならストック準備！
ストックを買うのは良いが、どうやって持参するか考えよう。ザックにストックホルダーがないと厳しい。
サロモンのザックにはストックホルダーが付いてる！「ＵＴＭＢで使える世界最高のザック紹介！ストック収納可能な１２Ｌサイズ」
マウンテントレイル野沢温泉６５Km！東京からのアクセスとバス。
水・食料・ストックを準備したらいよいよ野沢温泉へ。冒頭に書いたように野沢温泉に来る前に携帯食を準備しよう。
東京からは新幹線で乗り換えなしで行ける。
えきねっとを利用すれば３割～５割り引きで買える時がある。（お先にトクだ値・新幹線eチケット）
飯山駅からは野沢温泉ライナーがある。予約不要の６００円で乗車可能。乗車前にバスの時間を確認しよう。
前泊は観光協会指定の場所に泊まれば５０００円引き。
野沢温泉トレイルランを１２時間以上で完走するようだと帰路のバス（野沢温泉ライナー）に乗れない。
だから後泊するようになる（車がなければ）
後泊は自分の好きな宿に泊まれば良い。楽天トラベルだと簡単に予約できる。
前日はオリンピック・スポーツパークにテント泊可能。仲間たちとのテント泊は楽しいと思う。でも後泊はできない。
観光協会指定の宿に泊まるなら予約はお早めに。予約が遅いと希望の宿に泊まれなくなる。
マウンテントレイル野沢温泉６５Km！大会の攻略方法。
野沢温泉トレイルランは３つのセクションに分かれている。
第一セクションはオリンピック・スポーツパークをスタートし、野沢温泉経由で山に入る。
野沢温泉内では多くの応援を受けられる。山に入ればストックを使用し、急登を登る。
野沢温泉トレイルランは一気に登って一気に下るコース。これを３回（３セクション）で繰り返すとゴール。
こんなに登りと下りが極端なコースは滅多にない。灼熱の暑さと過酷な急騰があなたを待っている。
第一と第二セクションの関門時間は短い。のんびりしてると関門が閉鎖される。ちなみに関門は「出る」時間である。
関門に遅く到着するとそれだけエイドで休む時間が短くなるんだね。時間を意識して進まないとね。
マウンテントレイル野沢温泉６５Km！第一セクション。
第一セクションは６Kmから林道になり、１０Kmから斜度が厳しくなる。ストックがあれば問題なく進める。
梯子で登る場所があり、一時渋滞となる。この渋滞の時にいかに補給し、休むかが大事。
毛無山の山頂を通過すれば最初の関門（１１時）がある。ここで自分のペースが早いか遅いかがわかる。
１１時ギリギリで出発しても進み続ければオリンピック・スポーツパークにたどりつける。
だが、毛無山の下山中は多少の渋滞があるので、油断はできない。
ゆっくりでもいいから歩き続けよう。まずは関門を１１時前に通過するのが大事。
第一セクションが最も関門が厳しいんだよね。ここを通過しなきゃどうにもならない。
マウンテントレイル野沢温泉６５Km！第二セクション。
第二セクションは１４Kmと短いが、最も難易度が高い。
北竜湖の直前に自動販売機があるので、必要なら補給すべき。気分転換は大事だ。北竜湖を過ぎたら小菅神社を目指す。
石段だらけの急登で山頂までかなり時間がかかる。普段どれだけ足腰を鍛えてるかが試される場所である。
延々と続く石段を突破できるか？
この途中で休むようだと完走が難しい。ここも第一セクションと同じで歩きつづける必要がある。
進み続ければ道は開ける！進み続ければ１６時３０分の関門に間に合う。
北竜湖の直前に自動販売機があるけど炭酸飲料は売り切れの可能性が高いんだよね。
マウンテントレイル野沢温泉６５Km！第三セクション。
第三セクションに入れば７割は完走したようなもの。距離的にも３７Kmと半分以上を通過している。
次の関門は２２時だが、遅くても２１時には到着するはず。第三セクションはほとんどが舗装路。
なので、一般のマラソンと同じである。山に苦手意識があるロードランナーでも走れる場所が多い。
ここまでで走る力がなくなってると、ひたすら舗装路を歩く事になる。
下りだが、真っ暗闇をひたすら歩くのは退屈。当然、前後のランナーはいない。
第三セクションは遅いと単独でコースを進むことになる。まぁボランティアスタッフがいるから道迷いはないと思うが。
女性のトレイルランナーとしては夜の山を一人で歩くのはちょっと…。もっとトレーニングしなきゃ。
マウンテントレイル野沢温泉６５Km！完走方法。
以上のように野沢温泉トレイルランは夏に開催されるので暑い。帽子・水分・携帯食をしっかり準備しよう。
買い物は野沢温泉に来る前に済ませること。
多めに食料を買ってオリンピック・スポーツパークに置いとくのが良策。
コース上の自動販売機を利用できるが、売り切れの可能性が高い。特にコカコーラ。
ストックは第二セクションまで使い、第三セクションではスポーツパークに置いとくのも良い。
第三セクションではあまり、ストックは使わない。野沢温泉トレイルランの攻略法は以上。
大会前の移動と宿の予約は楽天トラベルを使うべき。その他、大会の準備（装備）は下の記事を読もう！
- スカイビュートレイル７０の必携品と完走装備（ハピネスみなかみカップ）
- トレイルランニング１００Kmの準備！秋冬の服装・携帯食料・必携品。
- 広島湾岸トレイルラン１０８Km！必携装備品とドロップバッグの準備。
その他、トレイルランニングの装備は「トレイルランニング初心者のリュックとシューズ紹介！激安通販はここ」を読もう。
走れなくても歩き続ければ関門に間に合い、ゴールできる。それが野沢温泉トレイルラン６５Km。
The 4100Dマウンテントレイル in 野沢温泉の関連記事
- 野沢温泉と真昼山地トレイルランに参加！日々のトレーニング公開。
- マウンテントレイル野沢温泉６５Kｍ参戦記！交通アクセスと宿泊施設。
- The 4100Dマウンテントレイル in 野沢温泉で６５Km走ってきた話。
- 野沢温泉トレイルラン６５Km完走？第二セクションからゴールまで。
- ベントリックストレイルジャケット評価レビュー！サイズ感と暖かさ。
- 山を１００Km楽に走れる！サロモン・ウルトラグライドのシューズ。
- 軽くて大容量のフライトトレーニングパック１２レビュー！トレイルラン
- 長距離走で力を発揮するアミノ酸とは？糖質と蛋白質が豊富な携帯食料。
- トレイルランニング１００Kmの準備！秋冬の服装・携帯食料・必携品。
- 応援ナビが楽しいＦＴＲ１００体験記！秩父＆奥武蔵１０６Kmのトレイルラン。
コメント