6月1日に行われたOSJ奥久慈トレイルレースのリザルトが発表された。ざっと見ただけだが、50Kの方はタイムオーバーだと思うがリタイア続出。
なんでも50Kのスタート時、主催者は完走率を50%以上にしたいと言っていたそうだ。
さすが国内屈指の難易度を誇るトレイルレースだ。50K恐るべし。さて私が参戦した奥久慈トレイルレース30Kについて。
スタート地点の竜神大吊橋に向かう為、バス乗り場に向かったものの誰もいない(-_-;)これは焦った(・_・;)
奥久慈トレイルでシャトルバスを独占?
前回記事「奥久慈トレイルラン競技説明会とパーティーでの食料争奪戦」の続き。バス乗り場を間違えたかと思ったが、参加案内を見ていたので大子町役場で間違いないはずだ。
もし場所を間違えれば自力で竜神大吊橋に向わねばならん。タクシー呼ぶにしても費用がない。
結局は最終バスが来て乗る事ができた。乗車したのは私1人だけで貸切状態だ(笑)
竜神大吊橋に到着した後はスタートまで時間があったので、受付でハイドレーションの水量を確認した後は周囲の写真撮影とストレッチに時間を使った。
奥久慈トレイル30Kスタート!
私は全てのレースにおいて最後方を走って来たので今回も後ろに陣取ろうと思った。
だが、スタート直後は下り坂であった為、集団の真ん中に近い位置取りとなった。私はロードであれトレイルであれ下りはめちゃくちゃ得意なのだ(^_^)v
コース的に周囲を1周してからトレイルに入ると言うのは少しバラけた状態になるので状態緩和効果が発揮されている。
渋滞について思ったのはハセツネ30Kだと長時間の選手渋滞が1度発生する。だが、この奥久慈トレイルレースは断続的に少しの渋滞が発生していた。
奥久慈トレイルレースの渋滞は複数回発生するが、これが丁度良い小休止となる。もし渋滞がなかったら相当きつくなる。
奥久慈トレイルラン東金砂神社から釜の平でも私設エイド登場。
早速、私設のエイドステーション登場!スタートから間もなくではあったが、このエイドがあって助かった(^^)
新鮮なトマトを食べてこれからどんな難コースが出現しようと乗り越えてみせると決意するのであった。
これまで何度もトレイルランの大会に出場してきたが、この奥久慈トレイルランはまた違った大会だ。
奥久慈トレイルランはアドベンチャーコース。
と言うのも鎖場やロープでの移動がかなりあるのだ。暑いから素手で走ってきたのだが、手が痛くなるので軍手を装着した。
そして思った「このコースは楽しい」ワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ最初の約10kmがアドベンチャー要素満載で楽しいのだ(^^♪
まるで東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオのテーマパークに居るようだ。
同じトレイルランでも奥久慈トレイルランは独特のコース設定で独自トレイルランって感じだった(笑)これだけでも遠路はるばる来た甲斐があった(^^)
また、このコースはトレランシューズのグリップ力が強く求められる。
前回のハセツネ30Kから使用したサロモン・スピードクロスで悪路を乗り越えた。更に今回初めてフルーツ味の飴とグミを持参した。
普段はチョコレートを持つが、暑さで溶けるのでグミを選んだのだ。結果、グミも溶けるし腹の足しにもならなかった(笑)一方で飴は役に立った。
平坦で疲労を回復している時、味わう事で良い刺激になった。
このレースは私設エイドが複数回出現するのだが、個人的にこのエイドがなければ非常に厳しい状況に置かれる。
さてアドベンチャー区間を抜けると開けた場所に到着した。
ちょっとした食べ物や飲み物があるのと無いのとでは天地の差だ。
ハセツネ30Kもコースそのものは何の変哲もないが、一番つらいのはエイドステーションで補給ができない事(T_T)
補給ができなければ全て背負って走るしかない。大会公式エイドがある東金砂神社である。この段階では大した疲労はない。
しかし、難コースで有名な奥久慈トレイルレースだから今後どんな難所が現れるかわからない慎重に慎重を心掛けて進む。
この東金砂神社直後に急登がある。休んでストレッチした後だから登れるが、そうでなければ大変な場所である。
第1関門釜の平を目指して走り続けるのであった。
奥久慈トレイルラン主力はマーティンウイングとスピードクロス。
東金砂神社からは林道となり砂利道が続く。 疲れてなかった足も砂利によってジャリジャリと消耗していく(^_^;) 時折見せる景色がせめてもの救いだ。
トレイルランで初めて買ったザックがマーティンウイング10であり、幾多の苦難を乗り越えてきた。
今大会でも使用してるし特に不足はないのだが、前夜祭のさかいやブースにあったサロモンの胸にボトルを収納するザックが気になった。
ペットボトルがそのまま入るなら紙コップ等の容器は不要となるし、ちょっとした小物を入れるのにも使えそうだ。
とは言え、既に新品マーティンウイング16が控えているのだ。更にザックを購入すると3つ目になるな。
特に必要でなくても特価で販売されてると買ってしまうのだ。※貧乏ランナーなのに(・ω<)
サロモントレイルランニングシューズ。
同様にサロモン・クロスマックスを初めて購入して現在スピードクロスを使用。更にフェルレイザーが( FELLRAISER)も新品のまま仕舞ってある。
※現在は最新型のスピードクロス4がお薦め。
今年の参加大会である古賀はなももマラソン・ハセツネ30K・奥久慈トレイルレース・七時雨トレイルラン。
それらを完走した自身への褒美をPGユニコーンガンダムにしようと思っていたが、サロモン・スキンプロ14+3に変更を考えていた。
この林道も約11km続いて再びトレイル区間となった。
その後は急登・直登と言った登りが続き、時には壁のような坂が出現した。 本当に足だけでなく手も使わせるレースだな奥久慈トレイルランは。
平坦と登りで他のランナーに抜かれるが、下りで全てをひっくり返す。
今大会も「太ももを使う」事を意識して走っているが、下りやカーブのような技術を必要とする場面ではどうしてもふくらはぎを消耗する。
それでもコース上は崖に落ちかねない場面が多いので無理をしないで安全確実に進んで行く。
奥久慈トレイルランでコースロスト。
コースは青い矢印を目安に進んで行く。その矢印が上を向いてたので山を登って行ったらその先に道がなかった(T_T)
と思ったら他のランナーが下をスイスイ走っている。どうやら矢印の意味する所は「上に行け」ではなく「そのまま進め」だったらしい。
それなら矢印ではなく、パワーバーの黄色いテープを貼ってくれた方がわかりやすい。
私の前を行くランナーが登っていったので続いて登ったのだ。同様に私の後ろにいたランナーも登って来ていた。
ロストした時間と順位を取り戻す。
10人位に抜かれたが、温存していた体力でゴールまでには抜き返した。
そう言えばエイドステーションで初めてパワーバーを食べたのだ。暑さで熱せられた状態だったので(消化が悪く)
今思えば食べない方が良かったが、エネルギーにはなった。私はレース中に時計とか計測の類を持たないので時間や距離は不明だが、もうすぐゴールのはずだ。
ゴールまであと8km程度だそうだ。
第1関門の釜の平を通過して第2関門の持方駐車場前の私設エイドでCCレモン飲んで漬物のキュウリを食べた。
それならあっと言う間にゴールに付いてしまうな~もう少し楽しみたかったのに。
と思ったらここからが長かった。山中を走行中に大会のアナウンスが聞こえてくるのだが、いくら進んでもゴールの気配がない。
その場にいた女性ランナーに尋ねると月居山の周辺を更に2度登るそうだ。
体力はまだあるし、足も筋肉痛になっているがまだ走れる状態だったのでもう少しトレイルランを楽しめそうだ(^^♪
アミノバイタルは必需品。
食料もアミノバイタルゼリーが1つ残ってるし、水もエイドで補給したので問題なし。
アミノバイタルクイックスタートと言う250グラムのBIGサイズなのだが、勤務先の近くに薬局の激戦区があって100円以下で買えるのだ。
その他、カロリーメイトやプロテインバー・チョコレート(アルフォート)等も安く買える。トレイルランナーの補給食としては大助かりだ(^^)
最近のお買い得商品はブラックサンダーの大入り袋とチョコパイのマカダミア&ベリーのパンケーキ味。
特にチョコパイはこれまでにない味で美味しかった。(溶けたり、潰れたりするから)トレイルランに持って来れないのが残念だ。
スタッフに聴くとあと1km程度でゴールだそうだ。 体力はあと20%残っている。
やがてコースは下り基調になってきた。
ここからならゴールまで走り続けられるだろう。しかし、山中だけに1kmが長い。残る体力は10%と言う所でロード区間に出た。
このまま歩かずにゴールしたい。 そしてゴール!☆・:゚*オォヾ(o´∀`o)ノォオ*゚:・☆残った体力は5%だな。難コースだけにゴールできて嬉しい♪
制限時間が10時間30分だったので、10時間はかかるかなと思っていたが、7時間弱で完走出来た(^^)vこれなら早い時間帯で帰れる。
奥久慈トレイルラン完走の褒美はサロモンスキンプロのザック。
葉書サイズの完走証を入手して帰路に就くのであった。 この奥久慈トレイルレース30Kを一文で表すなら苦しくて苦しくて楽しかった(^O^)
後日、自身へのご褒美として(開催していた楽天スーパーセールで)サロモン・スキンプロ14+3を注文した。
次戦は奥久慈トレイルレースから2週間後の岩手県八幡平七時雨トレイルラン。トレイルラン大会の宿泊先を予約するならこちら。
「トレイルラン女子のジャケットとパンツを紹介!女性の服装選び」も読んでね!
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