仙台泉ヶ岳トレイルランと同日開催のマウントフジ100は完走率50%以下だったとか。きっと悪天候が影響したのだろう。
悪天候と言えば仙台泉ヶ岳トレイルランも直前の豪雨で30Kmのコースが25Kmに変更された。
変更を知った時は距離短縮にガッカリしたが、結果的に良かった。※膝が痛い今年STYの抽選もハズレて良かった。
と言うのも「白石蔵王高原マラソン」直後に膝を痛めて走る事ができなくなったからだ。
仙台市民のお祭り、泉ヶ岳トレイルラン。
抽選は「当たった時が走る時」と思っているので、STYの抽選にハズレても全然気にしなかった。
東京マラソンで言えばあと3年は出走する事はないと思っていたのが2016年大会に当選した。※画像左はプロトレイルランナー石川弘樹氏。
つまり今年STYに出るのは得策ではなく、代わりに来年東京マラソンを走るのが最適と言う訳だ。
仙台泉ヶ岳トレイルランに出走するのは3回目。人生初マラソンもこの大会である。
仙台泉ヶ岳トレイルラン大会当日
当時9Kmにエントリーしたものの、膝が痛くて大会前日でも歩くのがやっと。それが今年も同じ状態になるとは…。
膝を壊すのは必ずロードの大会に出た後か、ロードの練習をした後。「トレイルラン」で怪我をした事は1度もない。
頼みの綱はCW-X ジェネレーター。どこまで痛みを誤魔化してくれるか。更にトレイルランの大会で初使用となるのが、サロモン・スキンプロである。
ノースフェイスのマーティンウィングとサロモンのスキンプロ。
これまでノースフェイスのマーティンウィングだけを使用していたので、マーティンウィングにできてスキンプロにできない事がある訳だ(その逆もある)
実際使った感想はベストタイプなので非常に走り易い。胸にボトルを2本装備できるのは良いが、小物を入れると走行中の衝撃で中から飛び出る可能性がある。
付属のハイドレーションは1.5Lで、マーティンウィングより背中に密着して重さを感じ難い。
サロモンスキンプロ15SET2016年版
しかし、新品の状態だと独特の味と匂いが付いてしまうので何度か練習で使ったほうが良い。
今回の仙台泉ヶ岳トレイルランに持って行ったが、水がまずくなってうがい程度にしか使えなかった(-_-;)
とは言え、マーティンウィングとスキンプロはそれぞれの良さがあるので大会のコースを見てどちらにするか決める。
ハセツネカップではストックを収納できるマーティンウィング16で挑む。
※追記、今買うならサロモンザックがお勧め「UTMBで使える世界最高のザック紹介!ストック収納可能な12Lサイズ」
そして仙台泉ヶ岳トレイルラン25Kmの部スタート!
30Kmのコースが25Kmに短縮された為、例年スタート直後は下りなのに対して今年はいきなりの登りである。
最初は緩やかで苦労しないのだが、いくら進んでも登りが終わらない(^_^;)しかも舗装路が雨で濡れているので滑る。序盤なのに心肺機能が一杯一杯になってくる。
話しによると第2エイド以降がトレイル区間らしい。トレイルに入ればなんとかなるだろう。そこまで膝の痛みが悪化しなければよいが…。
最初のエイドステーションに到着。
第1エイドに到着ヴァームとバナナを補給。ヴァームは味が飽きやすい。アクエリアスも飽きてくる。
ポカリスエットはその甘さのせいか飲み飽きない。昨年はチョコーレートが置いてあったが、今年はなかった。
林道をひたすら走る。幸い泥んこ地帯はないようだ。どれだけ他のランナーに抜かれても無理せず進む。第2エイドに到着。
コカコーラはありがたいが事前準備の為、炭酸が少し抜けている。
仙台泉ヶ岳トレイルランやっとトレイル区間に突入。
膝が痛いせいか気分的に前に進みたくても全然進まない。ハセツネカップの練習どころか、この仙台泉ヶ岳トレイルランを攻略するのに全力になる。
仙台泉ヶ岳トレイルランは前半は頻繁にエイドステーションがある。なので、ハイドレーションの水は500ml弱にしていた。
食料もアミノバイタルゼリーアップル味1個だけだ。第3エイドに到着。
去年ボランティアがエイドさんですよーって叫んだらランナーがエイドに「さん」を付けるの?
焼きおにぎりとコカコーラを目指す。
って言ってた場所だ。そりゃーエイド3だからな。この第3エイドは山岳地帯にある為、水しかない。だが、次のエイドに「焼きおにぎり」があるらしい。
既にゼリーを消費して空腹だったので、焼きおにぎりとコカコーラが出る事を期待してコースを進む。
仙台泉ヶ岳トレイルラン・コース中盤。
ある程度コースを進むが、空腹と言うより飢餓状態になってきた(゚A゚;)ゴクリエイドに置いてあった「ブドウ糖」って飴が最後のエネルギー源。
ハンガーノックになる訳には行かない。第4エイドに到着。確かに焼きおにぎりがあった。(´~`)モグモグ
更にコカコーラで水分補給。いつもエイドステーションでは5分以内に離脱するのだが、今回は10分は休んだだろう。
最後の急登に挑む為に休んでおく必要がある。ちなみにこの休憩によって前後にランナーの姿はなくなり、ほぼ単独走になった。
去年と比べると大分調子が悪い。「無事これ名馬」無事にゴールすればそれで良い。北泉ヶ岳から水神付近は大きな岩がゴロゴロ転がっていて危険。
去年この場所で負傷して救護されてるランナーがいた。
黒鼻山から泉ヶ岳付近は急登が続く。
もはや筋力・体力の大半を消耗した。登りでの心肺機能がもたない。登っては休み登っては休みの繰り返し。視界に他のランナーはいない。
たまに熊鈴の音が聞こえるだけ。
ポラールのM400HRのGPSで高度が計測されてるはずだが入手して間もない為、いまいち使い方がわからん。
ただ距離が解るだけでも救いだ。泉ヶ岳頂上に着いて一息付いているとなんと驚き「スイーパー」出現。
つまり最後尾のランナーが来たわけだ。これにより昨年より通過時間が大分遅いと実感した。※昨年は30Km。
しかし、後は下るだけなのでなんとかなる。制限時間も問題ないようだ。そしてゴール!
兎に角「豚汁」食べたい(∩´∀`)∩ワーイ
枯渇した体に糖質を補給した後はタンパク質が必要。サンプルとして送付されていた明治ザバス「プロ」リカバリープロテインを飲む。
グレープフルーツの味はいいのだが、「プロ」は高くて買えないな。
なんにせよ糖質とタンパク質の補給完了。後は休養を取ってダメージの回復を計るのみ。
完走時間を見てみると去年の30Kmと今年の25Kmは同時刻にゴールしている。今年は5Km短いのだからゴールまで相当時間がかかった事を表している。
次はいよいよハセツネカップへの挑戦。必要装備を改めて検討中。
男性用ザック探しなら「UTMBで使える世界最高のザック紹介!ストック収納可能な12Lサイズ」を読んで!
女性用ザックは「初心者女子のザック容量は8L以上が最適な理由!お勧め品も紹介」を読んでね!
Amazonブラックフライデーはこちら↓