東京マラソンに限らず、長距離レースならスタミナが重要。スタミナ切れしなければよりスピード重視の走りができる。オリンピックや、東京マラソンのような数年に1度しか参加できない大会なら尚更。

カーボローディングについてこれまで意識してなかった。プロの選手でもなければ記録を意識する訳でもないからだ。だが、長野県で開催されたスカイライントレイル菅平と白馬国際トレイルランの参加賞がきっかけで、試したいと思った。
パスタ(炭水化物)を体内に蓄える。
大会で支給されたのは日本製粉のオーマイパスタ(スパゲッティ)だ。パスタはミートソースとカルボナーラがお気に入り。だが、このタイプだと鍋に入らないし、食べるまでに時間が掛かる。冷凍食品なら簡単だが。

そして、パスタをより美味しく食べる為、パスタソースとパルメザン(粉)チーズも購入。パスタソースは100円で売られてるが、粉チーズは300円から500円する。美味しければ食が進むし、沢山食べればそれだけ身体に貯蔵できる。
すぐに使えるエネルギーを貯蔵せよ。
カーボローディングとは?持久力を必要とするスポーツで使われる方法。通常、エネルギーは脂肪として蓄えられるが、炭水化物(グリコーゲン)を体内に蓄える。脂肪は沢山貯蔵できるのに対して、グリコーゲンはごく僅かしか保管できない。

エネルギーが必要な場面でも脂肪が使われるには時間が掛かる。だが、グリコーゲンは即効性がある為、スポーツにおいて大変有効なエネルギー。カーボローディングはグリコーゲンを最大限、体に貯蔵する事を目的に行われる。
長距離レースで活用したいカーボローディング。
通常よりグリコーゲンを多く保持する為、運動に必要なエネルギーの枯渇を防ぐ。マラソン・トレイルランニング・ロードバイクレースで使われる事が多い。長距離の大会ではグリコーゲンの貯蔵量が成績に大きな影響を及ぼす。

マラソンでは大会数日前から練習量を減らし、十分に体力を回復させる。すると体力が回復し、筋繊維も修復される。休息による効果はそれだけでなく、枯渇していたグリコーゲンも蓄積される。トレーニングの基本、運動する・食べる・寝るが重要。
パスタ・カーボローディングの方法。
体内での蓄積量以上にグリコーゲンを消費し枯渇した場合には、通常、1日では回復が出来ない。グリコーゲンが十分回復するまでには3日間必要。回復途上のこの期間は著しいパワー・持久力の不足に陥る。

筋疲労を回復させるには炭水化物を摂取して体を休ませる必要がある。パスタ(スパゲッティ)は炭水化物の塊であるから、カーボローディングに適している。大会前は体を休ませて、炭水化物中心の食事に変えるのだ。そして東京マラソンへ挑戦だ!
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