NHKスペシャルで放送していた「神の領域を走る」を見た。ウルトラ・フィヨルドって大会名は初めて聞いたが相当過酷なレースのようだ。
100マイルの参加条件は100Kmの完走経験が必要で、エントリー期間は8月から12月である。2015年から開催されているウルトラ・フィヨルド。
参加者は33人で完走者は10人で完走率は30%。一般的な100Kmの大会でも平均完走率65%だからどれだけ難易度が高いか完走率が物語っている。
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ウルトラ・フィヨルドの完走者数。
普通の大会は山の景色とかエイドステーションの食べ物が評価されるが、過酷・険しい・高難易度だからこそ注目される事もある。それが今回のウルトラ・フィヨルドだ。
2回目の開催となった2016年には前年の3倍近い91人がエントリーした。当然、世界で活躍するトレイルランナー鏑木毅も含まれる。
プロトレイルランナー鏑木毅の挑戦。
コースはパタゴニアの南部、プエルトナタレス付近からスタート。スタート時間は深夜0時。深夜0時スタートなんてトランスジャパンアルプスレースみたいだ。絶景のパイネ国立公園を通過して「神の領域」へ進んで行く。
鏑木毅(47歳)プロフェッショナルトレイルランナー。2009年のUTMBで3位。同年、アメリカで行われた「ウエスタンステイツ100マイルズ」で準優勝するなど世界に名が知らている。FUJI100miの実行委員長も努める。
パタゴニア神の領域でのレース展開。
レース展開は優勝候補達がスタート直後に猛ダッシュ!そこで力を使い果たしてリタイア。残ったのはペースを守った鏑木毅とオスカル・ラゴス(チリ59歳)だ。
オスカルは50歳を過ぎてからトレイルランニングに目覚め、毎年のように長距離レースに挑戦している最高齢ランナー。厳しくも美しいパタゴニアの大自然の中で走りたいとエントリーした。目標は完走。
50歳からトレイルランナーになるとはな。UTMB2連覇のマルコ・オルモ選手を思い出す。オルモは58歳・59歳時にUTMB優勝。きちんとトレーニングしてれば走れるもんだな。
結果として完走目的だったオスカル・ラゴス選手が先頭を走り続けてウルトラ・フィヨルド優勝。鏑木毅選手も2位と素晴らしい成績を残した。
鏑木毅がパタゴニアで使用したTRコンポ10。
このパタゴニアのレースを見ていて思ったのは鏑木毅がTRコンポ10とストライクジャケットを使用していた事だ。TRコンポ10は自分自身が使ってるから良く分かる。
一般的なザックは胸部分にボトルを収納するが、TRコンポ10は肩部分に収納するから腕振りを阻害しないのだ。
それ以外に鏑木毅選手が使用していたのはストライク・ジャケットだな。とても薄くてビニール袋のように軽い。それでいて耐水性は抜群の素晴らしい一品。現在は更に進化した「ストライクトレイルフーディNP61672」が発売されている。
最長46時間計測のGPSランニングウォッチ。
エプソンが鏑木毅選手のスポンサーになってるので、GPS時計はMZ-500MSと思われる。このMZ-500も私が使用しているお気に入りの商品だ。何故なら高精度モードで46時間・長時間モードで110時間計測できるからだ。
GPSの補足も早くて耐久性も抜群なのだ。TRコンポ10・ストライクトレイルフーディ・MZ-500MSは非常に高性能だからウルトラトレイルでも大活躍するだろう。
全てにおいて言えるのは軽さと高性能を両立してるって事だな。NHKスペシャル 神の領域を走る パタゴニア極限レース141km [DVD]もチェックしよう!
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