前回記事「インターネット通販で格安ロードバイクを購入!最初にやるべき設定」の続き。
初めてのロードバイクなら実店舗で買う人が多い。
だが、ネット通販の方が格安で手に入る。通信販売での購入方法は以下の記事に書いた。
なので今回は自分に合ったロードバイクにする為の調整方法を紹介。
前後ブレーキとレバー調整。
前回の記事でペダル装着とサドル高さ・前後調整をしたら、次はブレーキ調整。通販で買った時、前後のブレーキキャリパーが緩かった。
なので、5mの六角レンチで増し締め。ブレーキシューがホイールと接触しないか確認。左右のバランスが悪い時は2mの六角レンチで調整。
画像のアルテグラR8000だとフロント右側に調整ボルトがある。後ろのブレーキも同様に調整。あとはデュアルコントロール(ブレーキ)レバーの調整。
ブレーキレバーの握り幅を調整。
次はブレーキレバーの調整。レバーが遠いとブレーキするのも一苦労。下ハンを握ってもブレーキ動作をしやすいように調整。
ブラケットカバーはどうやって外すのか?原始的にテコの原理で外す。ブラケットカバーの隙間から開けるのだ。
細くて平べったいマイナスドライバーのような物があると良い。カバーを外したら2mの六角レンチで回す。
するとブレーキレバーが前後するので、好みに調整。ここまで、サドル・ペダル・ブレーキを調整した。あとはディレイラー調整。
フロントとリアディレイラー調整。
ギアが適切に変わるなら前後のディレイラー調整は不要。だが、通信販売で購入したロードバイクなら調整が必要な事が多い。
特にリアディレイラーがローギア(1速)からハイギア(11速)までスムーズに変わるかどうかは走りに直結する。
初めてのディレイラー調整は難易度が高いので、簡易的に説明する。リアを調整する場合はアウターのハイギアにして、Hのボルトを回す。
チェーンとディレイラーが一直線になるよう調整。次にインナーのローギアにしてLのボルトを回す。
フロントディレイラーは金具と接触させない。
これらの方法で可動範囲を調整したらギアが適切に変わるか確認。そしたらフロントディレイラーの調整。
調整方法はリアディレイラーと同じ。アウターハイギアにしてHのボルトを回す。次にインナーローギアにしてLボルトを回す。
ローギアやハイギアにした時、チェーンが金具と接触しなければ良い。だが、どちらかに接触する確率も高い。
そんな時はインナーのローギアを優先。インナーで最速のギアなんて使わないが、ローギアはスタート時とかヒルクライムで使う。
素人でも扱える部分を書いた。当然、これ以外にも調整する方法はある。
だが、より複雑な調整になるので、どうしても満足できなければ自転車屋を使う方法もある。
自分自身での調整に試みたのならその知識や経験が今後に活かされるだろう。
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